達人の間合い ▲清水女流六段-△中村女流二段戦は、もう1局と比べ、スローペースの展開になっている。向かい合った二人の剣豪がじりじりと間合いを計っているかのようだ。図の▲2九飛も玄妙な手で、先に2筋を突き捨ててからじっとタイミングを計っている。本格的な戦いに入るまでには、もうしばらくかかるだろうか。どちらが仕掛けるにせよ、成算が持てるまで時間を使うことになりそうだ。 (控室には鈴木大介八段(左)が来訪) (藤森哲也四段も登場。関係者から祝福の言葉をかけられていた) (文)