2011年8月 8日 (月)

清水女流六段インタビュー

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Q 本局を振りかえってみていかがですか

A 力戦型の将棋で、お互いの構想力の勝負となりました。
手数は短かったですが、濃い内容だったと思います。

Q どこで優勢と感じましたか?

A 飛車先の歩を交換出来て二歩持てたあたり(図)か
らこちらが指しやすくなったと感じました。41手目の▲5八
金に対して△5五銀と出てこられていたら、相手の角が活
躍する展開となっていたかもしれません。本譜では、角の活
躍で優っており、勝つことが出来ました。

Ricoh2011080847

Q 準決勝・中村真梨花女流二段戦について抱負をお願いします

A 伸び盛りの若手と戦えるのは非常に嬉しく、楽しいです。楽しい
というのは、どのような勝負となるのか事前に考えたりすること自
体が楽しかったりするのです。リコー杯女流王座戦の本戦では振
り飛車党との対局が連続しますね。持ち時間が3時間と長い将棋
は自分に合っていると感じているので、とにかく自分らしい将棋を
指したいと思っています。

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(聞き手・梅、写真・吟)