2011年8月18日 (木)

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14時30分頃の局面。岩根女流二段が▲7五歩△同銀と突き捨てを入れて、
▲6五桂と跳ねたところ。△同桂▲同歩にじっと△4五歩と突かれて、▲4六
桂を消されると先手が苦しいか。△4五歩で後手は△4四桂と打つ狙いが残
る。3筋のキズが大きく後手持ちの雰囲気が控室には漂っている。

(吟)

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13時38分の局面。△3四銀と加藤奨励会2級が位を確保した手に対し、
岩根女流二段が▲3六歩と反発していった局面。△3六同歩▲同銀△
3五歩には▲2七銀と引いて一歩を手持ちにする狙いだろうか。△3五
歩に▲2五銀とぶつけるのは、やや乱暴に見える。
一歩を手にして岩根女流二段はどこから手を作っていくのだろうか。

(吟)

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今日も気温が高くセミが元気に鳴いている。

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(鳩森八幡神社)

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女流棋士ファンクラブ「駒桜」会員に配布される『駒桜通信(会報)』。
最新号では本棋戦一次予選の模様を安食総子女流初段がレポート
している。

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テニス好きと題して藤田綾女流初段が趣味を紹介。加藤奨励会2級や飯野愛研修会員と
テニスを楽しんだ様子が綴られている。

【女流棋士ファンクラブ 駒桜】

(吟)

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棋譜コメントにもあるように、ここは作戦の岐路である。ゆっくりと
駒組みをするか、激しく駒をぶつけるか、様子をみるか。

女流棋士でも長考派の部類に入る岩根女流二段、本棋戦の持ち
時間3時間は大歓迎だろう。

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(写真は対局開始前のもの)

(吟)

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10時30分頃の局面。岩根女流二段がゴキゲン中飛車を採用。対する加藤奨励会2級は、
△6四銀と素早く繰り出し受け止める構えだ。

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1回戦終局後、加藤奨励会2級は「おそらく対抗形(居飛車対振り飛車)
になると思うので、しっかり勉強して臨みたいです。自分らしさを出せる
ように次も頑張っていきたいです」と本局へ向けての抱負を語っている。

(写真は対局開始前のもの)

(吟)