終局後、両者は活発に意見をかわしていた。

終盤で決めにいったつもりが決まってなかったと中村真女流三段。

以上で本局の中継を終わります。
ご観戦誠にありがとうございました。

（難解な中終盤を、上田女流四段は丁寧にまとめ上げて本戦進出を決めた）

（野原女流初段は攻め合うも届かず）

136手まで、中村真女流三段が鈴木女流三段を下しました。終局時刻は16時16分。消費時間は、▲鈴木２時間38分、△中村真２時間57分。
勝った中村真女流三段が本戦進出を決めました。

▲上田－△野原戦は16時19分、119手で上田女流四段の勝ちとなりました。消費時間は▲上田２時間58分、△野原２時間39分（持ち時間各３時間、チェスクロック使用、切れたら１手60秒未満の着手）。勝った上田女流四段は、本戦に進出します。

互いに少しずつポイントを稼ごうという中盤戦が続いていました。いまは野原女流初段が先に竜を作り、上田女流四段が６筋から細い攻めをつなげようというところです。（１）△６三同竜には▲３六角、（２）△６三同金には▲７二角でどうか。いよいよ終盤戦です。

（囲いの堅さでまさる上田女流四段。あとはうまく攻めを作れるかどうか）

12時55分頃の局面。鈴木女流三段は角切りの強手を繰り出しました。図から△６四同金に▲５六飛と銀を取り返します。先手は角銀交換の駒損ですが▲５三飛成の狙いが残って、手番を握れそうです。

角切りの強手から攻めに出た鈴木女流三段。

中村真女流三段も攻めを得意とするが、本局はしばらく受けに回ることになりそうだ。

（対局再開から10分が経過。手番の上田女流四段の手は動かない）

12時、図の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲上田１時間15分、△野原43分。
昼食の注文は、上田女流四段が「玉子とじうどん」（ほそ島や）。野原女流初段の注文はありませんでした。対局は12時40分に再開します。

12時、図の局面で中村真女流三段が15分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲鈴木49分、△中村１時間10分。昼食の注文は鈴木女流三段が「豚キムチ弁当」（鳩やぐら）、中村真女流三段が「キーマカレー、チャイアイス」（rico curry）。対局は12時40分に再開します。