（飯野女流初段は再開後に△４五銀を指した。銀桂交換を甘受してさばく）

（甲斐女流五段はどう対応するか）

（再開直後の対局室）

（上田女流四段）

（渡部女流三段）

12時、この局面で田中女流３級が６分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、▲田中１時間14分、△水町43分。昼食の注文は田中女流３級が玉子雑炊（鳩やぐら）、水町女流初段はなし。対局は12時40分から再開されます。

（昼食休憩中の香雲）

（田中女流３級は１歩損ながら２筋を詰めることに成功）

この局面で渡部女流三段が28分考えたところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲上田49分、△渡部１時間10分。昼食の注文は、上田女流四段が「にぎり・並」（千寿司）、渡部女流三段が「豚肉と野菜のみそバルサミコ炒め（ご飯少なめ）」（Le carre）。対局は12時40分に再開されます。

（本局は銀沙の間で行われている）

（上田女流四段の側から見た盤面）

12時、山根女流二段の手番で昼食休憩に入りました。
昼食注文は山根女流二段が「ゴーヤーチャンプルー（鳩やぐら）」、中井女流六段はなし。
対局は12時40分から再開されます。

（対局室）

※機材トラブルにより、アナログのチェスクロックによる記録に切り替えられました。そのため、棋譜中継ではこれ以降、消費時間の更新はできなくなりました。また、指し手の更新が遅れることがあります。ご不便おかけして申し訳ございません。

図の局面で飯野女流初段が38分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。消費時間は▲甲斐57分、△飯野１時間１分（持ち時間は各３時間）。飯野女流初段の出前注文は「チキンカツ定食」（ふじもと）。甲斐女流五段の注文はありませんでした。

本局のとなりの対局（棋聖戦一次予選）が進行中のため、休憩中の部屋の撮影は控えました。

▲田中－△水町戦は相居飛車の力戦形になりました。先手は角を右辺で使う構想でしょう。「三手角」と呼ばれる動きです。後手陣は雁木に組んでいます。まだしばらく駒組みが続きそうで、本格的な戦いは昼食休憩後になりそうです。

（朝の水町女流初段）

▲甲斐－△飯野戦は先手居飛車、後手三間飛車の対抗形です。10時37分、21手目▲４五歩（図）で早くも開戦です。かなり早い仕掛けで同一局面の前例はありません。ただし、類型はいくつかあります。11時10分現在、図から△４二飛▲３七桂△７二銀と進み、そこで甲斐女流五段が手を止めています。

（甲斐女流五段は積極策を採用。ペースを握れるか）

▲中井－△山根戦の戦型は先手矢倉対後手雁木模様。図は11時頃、山根女流二段が本局で初めて10分以上の考慮をしている局面です。後手はどうやったらうまく仕掛けられるかを考えているのでしょうか。

図は▲上田－△渡部戦の10時40分頃の局面です。戦型は先手中飛車の相穴熊。１筋の位取りに早い段階での飛車浮きと、上田女流四段が工夫した指し方を見せています。

（上田女流四段）