2021年10月の記事
1日目午前のおやつ
対局開始まで
戦型は相掛かり
対局開始
七番勝負第2局1日目
ABEMA中継のお知らせ
インターネットテレビ「ABEMA」では、竜王戦七番勝負第2局の模様を2日間にわたってライブ配信します。放送は8時30分から。出演棋士は以下の通りです。
【第34期竜王戦七番勝負第2局1日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/CwvGGDhQfXbYum
出演:高見泰地七段、三枚堂達也七段、本田小百合女流三段、野田澤彩乃女流初段
※放送終了後は、渡辺明名人、香川愛生女流四段、清水久嗣アナウンサーによる競馬GIレース「天皇賞・秋」の特別番組を放送します。
【第34期竜王戦七番勝負第2局2日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/CwvGJ3222TA3L3
出演:行方尚史九段、青嶋未来六段、香川愛生女流四段、石本さくら女流二段
また、ABEMAプレミアム会員対象「マルチアングル放送」は、下記のリンク先からお楽しみください。
【第34期竜王戦七番勝負第2局1日目】
https://abema.tv/payperview/DdN9NKtcJ4y1UK
【第34期竜王戦七番勝負第2局2日目】
https://abema.tv/payperview/CqzEWcfd54LzZM
出演:福崎文吾九段、阿部隆九段、中村亮介六段、阪口悟六段、水町みゆ女流初段
以上で本日のブログ更新は終了いたします。対局は明日の9時開始ですので、お楽しみに。
前夜祭(5)
最後に淡路仁茂九段、小林裕士七段、服部慎一郎四段、長谷川優貴女流二段による見どころ紹介が行われました。
長谷川 まずは戦型予想からお尋ねしてもよろしいですか。
淡路 最近の両者の対局を見ていますと、相掛かりか角換わりのどちらかだと思います。相掛かりのほうが7割ぐらいです。非常に緻密な戦いなので、相掛かりの最新形が出てくるのではないかと。
小林 私も相掛かりが本命です。データベースで両者の過去の対局を見てきましたけど、出だしは先後関係なく飛車先の歩を突き合っていていつも同じです。そこからだと、相掛かりと角換わり以外は考えにくいですね。
服部 ここまで両者の対戦は相掛かりが多くて、直近だと5局連続です。なのでもしかしたら、豊島先生が作戦を変えて角換わりを採用するのではないかと予想します。本命は角換わりです。
長谷川 淡路先生と小林先生は、本命は相掛かりとのことでした。
淡路 彼の意見を聞いて、なるほどなぁと思いました。それもありうる。
長谷川 検分の様子はいかがでしたか。
淡路 スムーズに終わりました。豊島竜王も仰っていましたけど、対局室から一歩外に出ると素晴らしい庭園が見えます。私も対局のときに思うんですけど、将棋のことばかりを考える中で心を休めたいとか気分転換したいときに、そういう環境にあるのはありがたいですね。
長谷川 両対局者の様子はいかがでしたか。
小林 どちらも場慣れされている方なので、落ち着いた様子で淡々と進められている感じでした。普段どおりですね。
長谷川 服部先生はタイトル戦の大盤解説は初めてということで。
服部 このような大役を任せていただけることは大変光栄なことです。楽しく解説できるよう、頑張りたいと思います。
長谷川 第2局は現地大盤解説会もありますし、新聞解説や各種中継など家からでも見られるようになっています。ぜひ皆さまご覧ください。
(書き起こし:虹/写真:夏芽)
前夜祭(4)
【決意表明】挑戦者 藤井聡太三冠
「検分で仁和寺さまに伺ったのですが、とても荘厳な雰囲気を感じました。由緒ある素晴らしい対局場で指せることを光栄に思います。明日から対局となりますけど、持ち時間が8時間と長いので、一手一手をしっかりと考え抜いて、よい将棋にしていければと思っています」
【決意表明】豊島将之竜王
「仁和寺対局は3年連続で、私にとっても3年連続となります。対局室が本当に荘厳な雰囲気であることと、そこから一歩出ると非常にきれいな庭園が視界に入ってよい気分転換になることが印象にあります。シリーズは第1局を落としてしまって少し厳しい展開ですが、第2局からまた自分なりに精一杯頑張ってよい将棋を指していければと思います」
(書き起こし:虹/写真:夏芽)
前夜祭(3)
【歓迎メッセージ】西脇隆俊・京都府知事
「棋界最高峰の竜王戦が、888年創建の格式高い世界遺産仁和寺で開催されるということは誠によろこばしいことです。また皇室所縁の地でもあり、令和に入って3年連続の開催、誠に意義深いことでございます。将棋界を牽引しておられるおふたりが対戦されるということで、間違いなく名勝負になると、この京都の地において繰り広げていただけることを期待しております」
【歓迎メッセージ】門川大作・京都市長
「京都の将棋界の皆さんは20年ぐらい前から、保育園や児童館で将棋教室を開催し続けてくださいました。先達て、文部科学省が全国学力調査の結果を発表しまして、日本の20の政令指定都市の中で、京都は小学生で1位なんです。将棋を学べば勉強ができるようになる、そういうことを証明してくださいました。第2局はぜひ素晴らしい勝負を。そしてますます将棋が盛んになって子どもたちもしっかりと育つよう願っております」
(書き起こし:虹/写真:夏芽)