カテゴリ「第24期竜王戦挑決第2局」の記事
2011年8月31日 (水)
感想戦(久保二冠)
感想戦(丸山九段)
丸山、押し切って1勝1敗のタイに
久保二冠、必死の頑張り
△4二飛と自陣飛車で久保二冠が必死の頑張り。ここで丸山九段が考え込んでいる。
▲3二成銀△同金▲2一竜で先手勝勢と見られているが、何か嫌な筋でもあったの
だろうか。念には念を入れているのだろうか。
(吟)
先手勝勢
深浦九段の見解
先手優勢
▲6六金が好手との評判だ。△7四竜は▲7五金△9四竜▲8五金
と竜を追い掛け回すのがよい。先手の角が間接的に2二の金を睨ん
でいるのも大きい。控え室ではあきらかに先手持ちの雰囲気だ。
(吟)
20時18分頃の対局室
19時50分頃の局面
△6五角と久保が着手。△6五角までの消費時間は▲丸山3時間35分
△久保4時間14分。久保二冠の残りは1時間を切った。
記者が棋譜を取りに入ると久保二冠が記録机を覗き込む仕草を見せて
いた。△6五角に費やした時間を確認したかったのだろうか。△6五角は
23分の考慮で指された。
(吟)