▲永瀬-△羽生 終局直後 終局時刻は22時56分。消費時間は、▲永瀬4時間52分、△羽生4時間55分。 (永瀬六段が冷静な受けで熱戦を制し、挑戦者決定戦へ勝ち進んだ) (羽生名人は曲線的指し回しにより攻め合いに持ちこむことには成功したが、寄せにまでは至らなかった) (感想戦)
▲永瀬-△羽生 決断の▲2五歩 ▲永瀬-△羽生戦は△5二金の馬取りを放置して▲2五歩と打ちました。馬と飛車に当たっている中の、決断の一手です。検討では先手が攻め切ることができる変化が並べられました。 (検討中の盤面。△5三金▲2四歩△3二玉▲2六飛△2五歩▲2三金△4三玉▲3三金△同玉▲2五飛の変化)
▲永瀬-△羽生 残り時間は▲20分、△28分 22時頃の局面。△5四桂までの消費時間は▲永瀬4時間40分、△羽生4時間32分。 直前までは先手がいいはずだが、勝ち切るのは容易ではないと言われてました。▲5三角成と手を渡したところで、△6六歩▲同金△5四桂と4二の桂が跳躍。文字通り、後手の反撃が文字通り跳んできました。 (羽生名人が反撃に回った) (永瀬六段は▲6七歩と辛抱)