カテゴリ「第27期竜王戦七番勝負第1局」の記事 Feed

2014年10月20日 (月)

アラ・モアナで昼食をとり、イオラニ宮殿に向かう。ハワイ王朝の宮廷として使われていた建物だ。イオラニ宮殿は最後のハワイ王であるリリウオカラニ女王が幽閉された場所としても知られる。2階に見える白いブラインドは、幽閉時に外部との接触を断つために使われたもの。イオラニ宮殿の向かい側にあるのはアリイオラニ・ハレという、ハワイ州最高裁判所の建物だ。手前の広場にはカメハメハ大王像があり、観光スポットになっている。

Img_0639

Img_0636

Img_0637

Img_0644

Img_0630

Img_0634

対局を終えた翌日、一行はバスに乗ってワイキキを巡った。最初に行ったのはダイヤモンドヘッド。円状の火山で、地上から見えるのはクレーターの縁にあたる。ハワイ先住民は「マグロの額」を意味するレアヒ(Leahi)と呼ぶ。この日は台風が接近している影響で、クレーター内への立ち入りが禁じられていた。クレーター内に通じるトンネル前からは高級住宅街であるカハラを一望できる。

Img_0458

Img_0443

Img_0460

Img_0444

Img_0446

Img_0463

2014年10月18日 (土)

Img_0365

Img_0372

――初めての海外対局、二日制でしたがいかがでしたか。作戦的にはうまくいっていたのでしょうか。
糸谷 いやあ……。2手(多く)指しているので何もなければと思ったんですが、本譜でとがめられてしまうかもしれないので、調べてみないとわからないですね。
――中盤は思い通りという感じでしょうか。
糸谷 ▲9八玉と取らなくてはならないのではおかしくしたのかもしれないと思ったのですが、どうなのでしょうか。
――第2局以降の意気込みをお願いします。
糸谷 長い持ち時間に適応できていないので、適応しつつ楽しく将棋を指していければと思います。

Img_0378001

――森内竜王、一局を振り返っていかがでしたか。
森内 角換わりの後手番になったので、どこかで仕掛けられる手を警戒していたんですが、穴熊を見せられてこちらからいかざるを得なくなってしまったので。成算がある将棋ではなかったですね。
――難しい将棋だったように思いましたが。
森内 そうですね。端攻めに期待したんですが、思いのほか効果が上がらなかったのが誤算でした。

20141017_133森内俊之竜王に糸谷哲郎七段が挑戦する第27期竜王戦七番勝負第1局は18時19分、133手で糸谷七段の勝ちとなりました。消費時間は▲糸谷7時間28分、△森内7時間59分。挑戦者の先勝でスタート。第2局は10月30・31日に大阪市「帝国ホテル 大阪」で行われます。

20141018b

17時55分、控室の見解は「先手よし」で一致している。森内竜王が粘り、糸谷七段がどう決めに行くか、という状況だ。控室では図で▲6五銀や▲4三歩が厳しいと言われている。

Img_0359

17時過ぎ、局面は終盤戦を迎えて激しさを増している。大盤解説会でも控室でも、詰む詰まないに関係する難しい変化が出てくることが多くなった。

Img_0343

Img_0347

Img_0344

Img_0350

Img_0352

Img_0353

Img_0357

(17時10分ごろ、佐藤康九段がニコニコ生放送に電話出演)

ハレクラニを訪れていた、日本将棋連盟非常勤理事の渥美雅之さんに話を聞いた。渥美さんは株式会社杏林堂薬局の取締役会長で日本将棋連盟の外部理事。初の海外対局となった、1976年の第1期棋王戦決勝のハワイ対局でも現地で観戦していた。
「前にハワイで行われたのは棋王戦の内藤-大内戦でしたね。カハラホテルという、ここ(ハレクラニ)と同じくらい高い格式のホテルで対局しました。海外には何度も行っていましたが、将棋の対局があったというのは新鮮でした。昔は『近代将棋』の企画で、海外の強い人と対局するということもあったのですが。
私は板谷進九段に誘われて現地に行きました。初の海外対局ということで、和服を見た現地の方は驚いていたように思います。カハラモール・ショッピングセンターで大盤解説会をして、芹沢博文九段が解説をしていたのですが、日本人の方も多く来られていました。通りかかった人が珍しそうにしていましたね。
前回と今回と、両方の対局を見られてとてもうれしく思います。日本独特の文化が広がることは非常にうれしい。文化の交流は平和につながりますから。ありがたいことです」

Img_0336