カテゴリ「第22期竜王戦挑決第2局」の記事 Feed

2009年9月 1日 (火)

Ryuou20090901116
△7七香と打ち込んだ図の局面は後手勝勢と控え室の評判。
▲7七同桂は△8六歩▲同歩△7七歩成▲同飛△7六歩で
▲同飛は△8七桂打が厳しい。

(吟)

Ryuou20090901101
図は△7五歩に▲4二角と打った局面。
「△7五歩と合わせるのは浮かびにくいですね。後手は厚みを生かす展開にしたいのでしょう。
△7六歩と取り込んで7五のスペースに桂を打つ狙いです。ただ先手も反撃するでしょう。単に
▲4二角と打ちましたか」(佐藤和俊五段)。

(吟)

Ryuou2009090196
△3三同桂に深浦が考え込んでいる。
攻めるならば▲6四歩△同歩に▲6三歩と垂らしておく。
受けるならば、じっと▲4七歩と飛車成を受ける手が控え
室では検討されている。どちらを選んでもまだまだ難解な
ようだ。
ここまでの消費時間は深浦3時間38分、森内4時間15分。

(吟)

Ryuou2009090190
△7四金左と森内が指した局面。ここで先手は▲6七飛と
力を溜めるだろうと言うのが控え室の見解。そこで後手は
△9一飛と回るか△6三歩と一旦受けるかを検討している。

(吟)