カテゴリ「第35期竜王戦決勝トーナメント」の記事 
2022年8月 5日 (金)
広瀬八段が挑戦者決定三番勝負に進出

この局面で佐藤九段が投了し、広瀬八段の勝ちとなりました。終局時刻は21時3分。消費時間は、▲広瀬3時間51分、△佐藤4時間45分。勝った広瀬八段は挑戦者決定三番勝負に進出し、山崎隆之八段と対戦します。
(生姜)
広瀬八段が優位に立つ
飛車の取り合いに
桂打ちで切り込む
夕食休憩時の対局室
夕食休憩

この局面で広瀬八段が21分使ったところで18時になり、夕食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲広瀬3時間16分、△佐藤3時間10分。夕食の注文は、佐藤九段が「にぎり・特上(玉子をしめさばに変更)」(千寿司)、広瀬八段が「チキンカツ定食」(ふじもと)。対局は18時40分に再開されます。






図は20時40分過ぎの局面です。▲3二桂成が▲2三金△同玉▲3三成桂以下の詰めろで、受けづらい形です。後手は△2九竜と入る手を指すための猶予をもらえそうにありません。広瀬八段が頭一つ抜け出したようです。








図は15時30分頃の局面です。▲2四歩の突き出しに対して、佐藤九段が熟考しています。中盤の勝負どころといえそうです。後手は(1)△2四同歩と(2)△2四同銀のどちらもありそうですが、いずれにしても、先手は2筋の突き捨てを入れてから▲7五歩と受けに手を戻すつもりでしょうか。以下△4九角▲4七金△3八角成▲4六金△2九馬というように飛車の取り合いになったときに、後手が2四歩の形なら先手から▲2三歩のタタキがありますし、2四銀の形なら後手玉は側面の守りが弱くなっています。
図は14時15分頃の局面です。▲2六角は49分の考慮で打たれた角で、後手からの△4四角を防いでいます。仮にこれで後手から適当な攻めがなければ、▲7五歩~▲7四歩や▲9三歩成が間に合ってきます。▲2六角に対して、佐藤九段は40分近く考えています。