カテゴリ「第28期竜王戦挑決第2局」の記事 Feed

2015年8月31日 (月)

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糸谷哲郎竜王への挑戦を目指す第28期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局は21時28分、104手で永瀬六段の勝ちとなりました。消費時間は、▲渡辺4時間4分、△永瀬4時間32分。挑戦権の行方は第3局に持ち越されました。第3局は9月14日に東京・将棋会館で行われます。

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図は21時15分頃の局面。控室では86手目からの△8六歩▲同歩△8五桂打が気づきにくい好手順で後手勝ちになったと見られています。中村九段、遠山五段、佐々木五段ら控室のプロたちも驚きからか口数が少なくなっている状況です。

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20時32分、▲5七金に対して永瀬六段は42分の考慮で△3三桂と跳ねました。これにより永瀬六段の残り時間は29分に。対して渡辺棋王は1時間41分残しています。△3三桂に対する検討陣の反応はあまり芳しくなく、▲3三同桂成△同銀▲3五桂などで先手がよいと見られています。

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20150831e19時を回り、対局は再開されています。上図は19時30分頃の局面。渡辺棋王が▲2五銀と出たところです。▲2五銀に△3七歩成▲同飛△4八歩成▲3三歩△同銀(好手)▲同桂成△同桂(変化図)の進行は後手が耐えているというのが控室の見解。では先手はどうするのか。ここからの渡辺棋王の指しまわしに注目です。

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Dsc_4197a(控室では遠山雄亮五段が佐々木五段と検討している)

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18時、図の局面で渡辺棋王が19分使って夕食休憩に入りました。夕食休憩までの消費時間は▲渡辺3時間5分、△永瀬3時間17分。対局は19時に再開されます。