カテゴリ「第32期竜王戦七番勝負第4局」の記事 Feed

2019年11月23日 (土)

Dsc_1114(「将棋の日in甲府」の出演棋士がステージに登壇。豪華メンバーだ)

Dsc_1170(昨日、竜王戦第4局を戦っていた広瀬竜王も顔を見せた)

Dsc_1215(豊島名人もステージ上で集まったファンにあいさつ)

「将棋の日in甲府」の模様は12月29日(日)10時からNHK Eテレで放送予定です。どうぞお楽しみに。


10時30分~11時30分、指導対局が行われました。指導を行ったのは青野照市九段、鈴木大介九段、飯島栄治七段、戸辺誠七段、中村太地七段、藤井聡太七段、西尾明七段、佐藤和俊七段、田中悠一五段、杉本和陽四段です。

Dsc_0968(指導対局会場)

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Dsc_1026(カメラマンの数が多かったのは、やはり藤井聡太七段)

Dsc_7283 (杉本昌隆八段と山田久美女流四段によるフリートーク。昨日の竜王戦第4局の控室を藤井聡太七段が訪れたことに触れて、「藤井七段は高校生ですし、控室にくるのは珍しいんです」と杉本八段。山田久女流四段は「私たちもイベントで一緒になることは少なくて、私も今回初めて生藤井を見ました」と話していた)

Dsc_7288 (会場の様子)

Dsc_7388 (プロ棋士との記念撮影コーナー。佐藤康光九段や甲府大使であるカロリーナ・ステチェンスカ女流1級と一緒に撮影できる)

開会式後、10時30分からさまざまなイベントが開かれました。
ここで紹介するのは、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位によるサイン会の様子です。

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Dsc_7250001 (渡辺明三冠)

Dsc_7274001 (永瀬拓矢二冠)

Dsc_7261 (木村一基王位)

Dsc_7254 (木村王位は将棋の日開催場所にちなんで「甲府」という揮毫もリクエストできる)

11月23・24日に「将棋の日in甲府」が甲府市「甲府市総合市民会館」で行われます。
23日の様子を写真で紹介します。

Dsc_7176 (開会式の様子)

Dsc_7196 (棋士や関係者が並ぶ)

Dsc_7689 (甲府の魅力を伝える駒形のパンフレット)

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(このパンフレットはNHKの公開収録で催される「次の一手名人戦」で使用する。次の一手を予想するときに赤、青、黄の3択の候補手をと同じ色のパンフレットを挙げる)

2019年11月22日 (金)

Dsc_0861(大勢の報道陣が終局と同時に対局室に詰め掛けた)

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―― 今日、勝った感想を。

広瀬 ようやく初日が出ました。なかなか厳しい戦いでしたけど、ひとつ勝ててホッとしています。

―― 矢倉になりましたが、予定でしたか。

広瀬 矢倉を目指してみようと思いました。

―― 封じ手のあたりは。

広瀬 封じ手の直前に仕掛けられました。その前はどちらが仕掛けるかの駆け引きがありましたが、手が生じやすくなって難しい変化が多かったです。

―― 中盤、難しかったと思うのですが、どのあたりで手ごたえを感じましたか。

広瀬 ▲3四歩から▲3三桂を打ちこんで指しやすくなったかと思ったが、後手玉は遠いので最善を逃したかもしれません。

―― 第5局以降の抱負を。

広瀬 まだまだ苦しい星なので、一つずつ返していけたらと思います。

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―― 本局を総括していかがでしたか。

豊島 寄せのあたりは自信がなかったですね。難しかったと思いますが、▲3五歩と突かれて、思わしい手がなかったですね。▲7三歩のときの対応がよくなかったか、それより前にまずくしているかのどちらかだと思います。

―― 第5局の抱負をお願いします。

豊島 気持ちを切り替えて対局に臨みたいと思います。

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広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦七番勝負第4局は18時56分、135手で広瀬竜王の勝ちとなりました。消費時間は▲広瀬7時間40分、△豊島7時間59分。七番勝負は広瀬竜王から見て1勝3敗となりました。
第5局は12月6・7日に島根県鹿足郡津和野町「藩校 養老館」で行われます。

Dsc_0844 (最終盤の対局室。△5九銀に、記録係の渡辺和四段が広瀬竜王の残り時間を消す様子がモニターに映る)

Dsc_0842(関係者と話しながらモニターを見る佐藤和俊七段と腕組みで進行を見守る西尾明七段)

 

Dsc_0835(藤井聡七段の前に座るのはカロリーナ・ステチェンスカ女流1級)

Dsc_0838(検討中、額に手をやり考える永瀬二冠。形勢は広瀬竜王が、優勢から勝勢にリードを広げつつある)