カテゴリ「*第33期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2020年7月31日 (金)

Dsc_1107(終局直後)

Dsc_1113(丸山九段は準決勝に進出)

Dsc_1117(佐藤七段は初の決勝トーナメントだったが、初戦敗退となった)

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本局の中継は以上で終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。

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▲佐藤和七段-△丸山九段戦は、図の局面までで丸山九段の勝ちとなりました。終局時刻は21時51分。消費時間は、▲佐藤和七段4時間55分、△丸山九段4時間49分。勝った丸山九段は準決勝に進出。次戦では久保利明九段と対戦します。

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▲2五桂は気迫あふれた手で、一見は△4七銀▲5九玉△5六飛▲同銀△5八金で後手勝ちです。しかし、途中の▲5六同銀で▲6九玉とかわせば、飛車取りと▲1二と△同玉▲1四香の追い込みが残ります。

実戦は▲5九玉に△2四歩と受けに回りました。2筋を突いたのは、玉の懐を広げて受けやすくしています。

Dsc_0984 (朝の丸山九段。攻守を織り交ぜている)

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先手は端、後手は中央から襲いかかり、攻め合いになりました。

68後手が手番を握って攻めているようですが、駒を渡すと▲2五桂から一気に寄り筋に入るので、かなり難しい終盤戦です。

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▲4六歩が渾身の勝負手です。△同角なら▲同角△同歩▲8三角から馬を作り、△4六同歩は▲4五歩△3三銀▲5七金から▲4六金で4筋の制空権を奪うつもりでしょう。しかし、何といっても4筋は自分の玉頭です。空中分解してもおかしくありません。

Dsc_1025(昼の佐藤七段)

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8筋にいた飛車を5筋に回ったのは好戦的な手で、△5五歩から攻めようとしています。その前に▲5七金と上がれば5六の地点を強化できますが、6八の角が使いにくくなってしまいます。先手は陣形が歪みやすく、かなり神経を使いそうです。

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△5五同銀に対し、佐藤七段は夕食休憩前から合わせて46分の考慮で▲2四歩と指しました。以下△同歩▲5六歩△4四銀▲2四飛△2三歩▲2六飛と進めています。

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途中の▲5六歩では▲2五歩△同歩▲同桂から激しく攻めるもありそうでしたが、本譜はおとなしい指し方です。後手は△4二銀から△3三銀上と形を整えれば、後の▲2五桂に△2四銀と受ければいいので、端攻めが怖くなくなります。

▲2六飛の局面で、残り時間は▲佐藤54分、△丸山1時間28分。佐藤七段が先に残り1時間を切りました。

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18時、図の局面で佐藤七段が6分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲佐藤3時間26分、△丸山3時間31分。夕食注文は丸山九段がヒレカツ定食、赤だし(ふじもと)、佐藤七段がとろろせいろうどん(ほそ島や)。対局は18時40分から再開されます。

53352(ヒレカツ定食)