カテゴリ「第31期竜王戦七番勝負第1局」の記事 Feed

2018年10月12日 (金)

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Dsc_1089(竜王戦プレミアムのお客さまが見守る中、感想戦を行う)

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感想戦は20時36分に終了しました。本局の中継ブログは以上で終了いたします。ご観戦ありがとうございました。第2局をお楽しみに。

 

 

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―― 一局を振り返って、全体的にいかがでしたか。

羽生 ずっと難しいと感じては指していたのですが、少しずつ中盤の終わりぐらいは、苦しいのかなと思いながら指していました。

―― 角換わりは作戦で?

羽生 そうですね。予定の作戦で。

―― 指せると感じた局面は?

羽生 ずっとハッキリしない局面が続いていて、よくなったと思ったのは最後の最後ですね。

―― 七番勝負を勝利でスタートしました。

羽生 いいスタートがきれたので、次も頑張ります。

―― 2年連続で公開対局でしたが。

羽生 静かに観戦されていたので、いつもと変わらず指せました。

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―― 一局を振り返ってどうでしたか。

広瀬 難しいのですが、盤上に駒が少ないので、結果的にはそれが悪いほうに出てしまった。

―― 2局目の抱負を。

広瀬 内容的にはいい勝負ができましたので、次は頑張ります。

―― 公開対局は?

広瀬 普段と変わらず指せました。

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図の▲3九桂と受けた手を見て阿久津八段は「先手は再びバリケードを築きました。次に▲4三馬の王手金取りや▲1一成桂と香を取る手があります。両方は受からないですね。先手が勝勢といっていい局面になりました」と話した。

 

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青野照市九段、高田尚平七段、千葉七段、佐々木慎六段の継ぎ盤と佐藤康会長、阿久津八段の継ぎ盤、2面で検討されている。どちらの継ぎ盤も先手優勢で一致しているが、図の△3九飛に明快な勝ちは見つかっていない。

 

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図は▲3一角から▲6四角成と羽生竜王が馬を作った局面。残り時間は▲羽生竜王16分、△広瀬45分。阿久津八段が「先手の馬が分厚く、よくなっています。先手が厚いですね」と話す。

Dsc_0829(羽生竜王の先勝だろうか)

 

セルリアンタワー能楽堂は、2001年東急電鉄の旧本社跡地に建てられたセルリアンタワー地下2階に開設されました。世界に向けた伝統文化の発信機能を担い、さまざまなジャンルの日本の伝統文化の発信、多彩な公演活動が行われています。

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Dsc_0764(ここから先は対局中)

Dsc_0765(能楽堂では公演の行われていない日に自由に見学できる時間が設けられています)

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