藤井聡棋聖、残り1時間を切る 図は17時30分頃の局面。まだ中盤の入り際といったところですが、藤井聡棋聖の残り時間がすでに1時間を切ったのに対し、丸山九段の残りは3時間30分。大きな差がついています。 (藤井聡棋聖は納得のいくまで読みを入れる)(決断よく指し進める丸山九段)
将棋会館1階の売店 本日は2階の道場は休みですが、1階の売店は営業しています。 (売店。盤、駒、書籍、扇子などが購入できる) (藤井聡棋聖のグッズ。扇子はすでに売り切れてしまっていた) (AbemaTVトーナメントの各チームのシャツも販売されている。もちろん、チーム永瀬(バナナ)のシャツも)
戦型は一手損角換わりに 藤井聡棋聖の時間がないこともあってか、テンポよく進みます。千日手局は丸山九段が棒銀に出ましたが、今度は藤井聡棋聖が棒銀の構えを見せました。対する丸山九段は3六歩を目標に△4五銀と進出。揺さぶりをかけます。早速戦いになるかもしれません。
指し直し局開始 16時13分、指し直し局が開始されました。指し直し局の先手は藤井棋聖で、持ち時間は千日手局を引き継いで、▲藤井聡棋聖1時間34分、△丸山九段3時間59分です。 (開始前) (1手目を指す前にお茶を飲む。藤井聡棋聖のルーティンで、「初手お茶」とも) (お茶を飲んだあと、▲2六歩を着手した)(丸山九段の2手目は△3四歩) (以下▲2六歩に△8八角成と角交換。丸山九段は得意とする一手損角換わりを採用した)
千日手成立 図の▲6五銀で同一局面4回となり千日手が成立しました。終局時刻は15時43分。消費時間は、▲丸山九段1時間1分、△藤井聡棋聖3時間26分。 指し直し局は30分後の16時13分より、先後を入れ替えて行われます。
先手、押さえ込みの作戦 図は15時過ぎの局面。藤井聡棋聖が8、7筋から攻めて銀交換に持ち込みましたが、丸山九段は▲8三歩~▲7四銀で後手の飛車を押さえ込みにかかりました。次は▲6三銀成や▲8二歩成△同飛▲8三銀成のような順があり、後手を焦らせています。 (3手目▲2五歩を指す丸山九段)
駒組みが続く 先手の棒銀に藤井聡棋聖は△4五角から3三の銀を2二に引いて対応。図はこれ以上押すのは難しいと見てか、丸山九段が▲2六銀と立て直したところです。ここで藤井聡棋聖がまとまった時間を投入しています。(1)△7五歩、(2)△5五銀、(3)△4二玉など候補手が多い局面で、考えどころかもしれません。(藤井聡棋聖はどのように方針を採っていくか)
対局再開 12時40分、対局が再開されました。 (12時35分頃の特別対局室。藤井聡棋聖が戻っていた) (一瞬、天井に視線を送る。悩ましいのだろうか) (丸山九段は12時42分に戻ってきた)(眼鏡をかけ直し、盤に向かう)
昼食休憩 12時、図の局面で藤井聡棋聖が6分使って昼食休憩に入りました。。消費時間は▲丸山九段48分、△藤井聡棋聖59分。昼食の注文は藤井聡棋聖が「肉豆腐(キムチ)弁当(ご飯少なめ)」、丸山九段が「チキン南蛮+肉豆腐(キムチ)弁当(ご飯→そうめんに変更・大盛り)」。ともに鳩やぐらへの注文です。対局は12時40分に再開されます。