封じ手の候補手として、長考中に継ぎ盤で調べられていたのは(1)▲7三歩成、(2)▲3五歩、(3)▲2四歩の3通りで、谷川九段もその3候補を挙げていました。定刻の18時前後、控室の棋士にも予想していただきました。
「候補手は(1)▲7三歩成で、以下△同金に▲6五歩~▲6六金と手の流れに乗って指してみたいです。持つとすれば、私の棋風的には攻めていけそうな先手ですね。ただし後手もカウンターで攻め合えそうなので、難しいと思います」(小林裕七段)
「指したいのは(2)▲3五歩ですが、かなり長考されましたし、先に(1)▲7三歩成△同金なら、そこで▲3五歩か▲6五歩かを選べるので、時間の使い方から見て、予想は(1)▲7三歩成△同金▲3五歩ですね」(都成五段)
「(2)▲3五歩を予想します。以下△同歩の突き捨てが入るのであれば、私ならば比較的入れておきたいですね。後手の3筋の歩が伸びてきて3七桂を取られても、それは1七成香が寄ってくるようなものですので。そのあとは▲7三歩成△同金としてから▲6五歩~▲6六金です」(糸谷八段)
脇田女流1級は(1)▲7三歩成を挙げ、以下△同金に▲6五歩。小林裕七段と同じ変化を予想しています。
第3局1日目のブログ更新は以上となります。
対局は明日10日(日)9時から再開致します。どうぞお楽しみに。







中盤に入ってから両者とも熟考することが増えていますが、ここでは豊島名人が1時間30分と長めに手を止めています。控室では「このまま封じ手時刻になるのでは」といわれています。






1時間以上の長考で、広瀬竜王は68手目△1七香成を着手しました。これは控室でも調べられていた手で、以下▲7三歩成△同金▲6五歩△2七成香▲6六金△3七成香▲7五金△6五歩▲6四歩△5二角▲6五金に△6一香(変化図)が進行の一例だといわれています。最後の△6一香に継ぎ盤周りからは有力との声。







後手が千日手含みで待つことも可能だと控室でいわれていたところ、豊島名人は1時間近い長考で63手目▲1五歩を決行しました。以下△同歩に▲同香といきなり切って歩を補充し、△同香に▲7四歩と桂を取る手段に出ています。控室では「そこまで急いで攻める必要はあったのか?」の声。








