1時間以上の長考で、広瀬竜王は68手目△1七香成を着手しました。これは控室でも調べられていた手で、以下▲7三歩成△同金▲6五歩△2七成香▲6六金△3七成香▲7五金△6五歩▲6四歩△5二角▲6五金に△6一香(変化図)が進行の一例だといわれています。最後の△6一香に継ぎ盤周りからは有力との声。
「形勢自体は難しいですが、後手としてはまずまずでしょう。手がないと見られていましたからね」(脇八段)
(継ぎ盤周りの棋士が増えてきた)
(継ぎ盤の向かいには糸谷八段、その隣では谷川九段がそれぞれ読みを深めている)
(封じ手に使用される封筒。必ず2通用意する)