2019年10月の記事
前夜祭(2)
主催者挨拶に続き、乾杯となりました。
(瀬川大秀・総本山仁和寺門跡による主催者挨拶)
「対局が仁和寺で開催されますことをうれしく思います。竜王戦が素晴らしい戦いになるように祈念したい」
(溝口烈・読売新聞大阪本社代表取締役社長による対局主催者挨拶)
「棋士としてこれから全盛期を迎える勢いあるふたり。竜虎相討つ頂上決戦を楽しみにしている」
(清水市代・日本将棋連盟常務理事による対局主催者挨拶)
「広瀬竜王は春を思わせるように暖かく優しくて、先輩に信頼され、後輩には人気がある。豊島名人は初夏を思わせるように爽やかで、笑顔が涼やかな棋士。そのふたりが情緒あふれる秋の仁和寺で対局をする。心に残る名勝負に注目していただきたい」
前夜祭(1)
揮毫
検分
第2局は京都「仁和寺」で
感想戦
以上で第1局の中継を終わります。
ご観戦いただきありがとうございました。
【第1局は豊島名人が先勝|読売オンライン】
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20191012-OYT1T50264/
終局直後
――本局の感想。
豊島 1日目で失敗したと思いました。▲2四桂(65手目)が空振りになって、そのあと、さえなかったかなと。途中で好転したと感じたのですが、最後はかなり危ないので詰まされても仕方ないかなと思いました。
――では、勝ちが見えたのは最後のほう。
豊島 そうですね。
――台風の中での対局だった。
豊島 でも集中して指せました。
――第2局に向けて。
豊島 一局一局がんばりたいと思います。
(敗れた広瀬章人竜王。第2局は先手番で迎える)
――本局の感想。
広瀬 封じ手のあたりは、後手番としては主張のある展開にはできたと思います。ただ、そのあとの攻めで成果が上がらず、いつの間にか自信のない展開になってしまいました。
――第2局に向けて。
広瀬 シリーズは始まったばかりなので、次もがんばります。
豊島名人が先勝
七番勝負第1局は豊島名人が勝ちました。投了図の先手玉に詰みはなく、後手玉は受けなしです。第2局は10月23・24日(水・木)、京都府京都市「仁和寺」で行われます。