2019年10月の記事
2019年10月12日 (土)
検討陣も結集
今度は豊島名人が長考
広瀬竜王、長考に沈む
まもなく終盤戦
台風19号
後手は入玉も視野
2日目午後のおやつ
すぐには決まらない
橋本八段の解説中継
YouTubeチャンネルの「読売新聞オンライン動画」では、14時から橋本八段による解説を現地から動画中継しています。以下のリンクからご覧いただけます。
【第32期竜王戦第1局:広瀬竜王 対 豊島名人】
https://www.youtube.com/watch?v=7fxiy_oc8b8




124手目△7二桂は40分の長考で指されました。いまは図の局面で豊島名人が考えています。先手は左の押さえだった8四成桂が7筋に移動し、さらに金も加わって厚い壁になりました。形勢は先手がよくなったと見られています。ただ、先手も攻めだけ考えればいいわけではなく、自玉の安全度も考慮しなければいけません。考えることは多く、ここも長考になりそうです。
123手目▲8四成桂から局面は動いていません。広瀬竜王が長考しています。控室では「後手の第一感がない」という言葉がたびたび聞かれます。中村太七段は「後手の選択肢はいくつか見えるのですが、どれもやりたくない手」といいます。実際、それらの手を継ぎ盤で試してみても、後手がうまくいかないようです。17時2分、広瀬竜王の残り時間は20分になりました。そのことを聞いた島九段は「え、もうそれだけなんですか」。












