対局当日はABEMA、囲碁将棋プラス(YouTube、対局室映像は無料、解説配信は有料)、囲碁・将棋チャンネル(CS放送)で動画中継されます。
【ABEMA】
時間=8時30分から終局まで
出演者=北浜健介八段、石田直裕五段、香川愛生女流四段、脇田菜々子女流初段
https://abema.tv/channels/shogi/slots/8qj7xfxp1ksBkT
【囲碁将棋プラス】
時間=8時40分から終局まで
出演者=佐藤康光九段、安食総子女流二段
<無料=対局室映像>
https://www.youtube.com/live/mi1wCww3A6A
<有料=解説配信>
https://www.youtube.com/live/Yc5qhzi-NFM
【囲碁将棋プラス(トークイベント)】
時間=14時から16時
出演者=山川泰熙四段、高橋佑二郎四段、ほかゲスト
<有料=みんなでしゃべろう!棋聖戦トークライブ>
https://www.youtube.com/watch?v=aNPl46_NaEg
【囲碁・将棋チャンネル】
時間=9時5分~12時、13時~19時20分
※放送時間延長の場合あり。解説内容は囲碁将棋プラスと同じ。
(牛蒡)
対局当日の大盤解説会は3ヵ所で開催予定です。
【龍宮城スパホテル三日月】
先着の事前申し込み制で5日まで。残席の有無についてはホテル(電話0438-41-8111)にお問い合わせください。入浴付き、オリジナルポスター付き。
料金=6000円 時間=6日13時から終局まで
出演者=鈴木大介九段、中川大輔八段、竹部さゆり女流四段、野原未蘭女流初段
https://www.mikazuki.co.jp/ryugu/pickup/detail.php?CN=380849
【東京=駒テラス西参道】
チケットは下記サイトから当日まで受け付けています。参加者全員に 「祝!将棋連盟百周年」の冊子をプレゼント。解説者・聞き手の揮毫色紙を抽選でプレゼント。
料金=5000円 時間=6日15時から終局まで
出演者=中村修九段、和田はな女流1級
https://www.komaterrace.com/info/2024/0530185032815.html
【大阪=関西将棋会館】
チケットは下記サイトから当日11時まで受け付けています。道場で当日券(4500円)も販売します。
料金=4000円 時間=6日15時から終局まで
出演者=久保利明九段、西川和宏六段
https://www.kansai-shogi.info/2024/05/10/関西将棋会館道場-第95期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第一局大盤解説会/
(牛蒡)
まずは産経新聞をはじめとした事前特集をお楽しみください。
【両対局者にインタビュー|産経ニュースYouTube】
https://www.youtube.com/watch?v=sUJyzJqBA8k
【藤井聡太棋聖と作家・万城目学氏が対|産経新聞】
https://www.sankei.com/article/20240603-ZA5MGFN775O4BPDFR7NMIRABEM/
【島田修二氏が予想する棋聖戦激闘の行方|サンスポ】
https://www.sanspo.com/article/20240604-YIGVVISMQRJGDKXLK63L4WHTEQ/
【43歳「生涯青春」山崎隆之八段の挑戦|日本将棋連盟
https://www.shogi.or.jp/column/2024/06/4695.html
【山崎隆之八段 覚悟の挑戦|ABEMA将棋YouTube】
https://www.youtube.com/watch?v=8k_kGFb0JGE
(牛蒡)
ヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負は2024年6月6日(木)、千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」で開幕します。藤井聡太棋聖は棋聖4連覇中。この番勝負を制すれば通算5期獲得で永世棋聖の資格を得ます。挑戦者の山崎隆之八段は棋聖初挑戦です。
対局開始は9時。持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時から1時間。第1局のため、先後は振り駒で決定します。立会人は深浦康市九段、副立会人は近藤誠也七段、記録係は宮原暁月三段(中川大輔八段門下)。産経新聞の観戦記は宮本橘さんが執筆します。
棋譜コメントは生姜、ブログは牛蒡が担当します。よろしくお願いします。
【主催=産経新聞社】
https://www.sankei.com/tag/topic/life_3/
【特別協賛=ヒューリック株式会社】
https://www.hulic.co.jp/
【第1局 棋譜中継】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/95/kisei202406060101.html
五番勝負の日程は以下の通りです。本日の中継は以上で終了となります。五番勝負もお楽しみに。
【第1局】 6月6日(木)千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」
【第2局】 6月17日(月)新潟県新潟市西蒲区岩室温泉「髙志の宿 髙島屋」
【第3局】 7月1日(月)愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」
【第4局】 7月10日(水)兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」
【第5局】 7月23日(火)静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」
(紋蛇)
(感想戦のあとに囲み取材が行われた。一部を抜粋する)
――本局の総括をお願いします。
山崎 そうですね、挑戦者決定戦の大一番ながら、 伸び伸び指そうと指したんですけど。相手から強く動かれました。序盤戦は勝負を忘れて楽しく長考したと思います。中盤戦は、決勝トーナメントの全局で大体悪くなっていたのに、本局はよくなったかなと思いました。しかし、よくなったあとは課題として勝ちきれないというか、よくなったときに考えた指し手の方が大体悪い手を指すという傾向が続いていて。本局もよくなったり悪くなったりっていうのを繰り返して、結局悪くなったときに勝負勝負で伸び伸び指せてっていう感じで、いつも通りの自分の将棋になったなと思いました。もちろんもっと強い、よい将棋を指したいんですけど、そこは変わりませんでした。ただ、悪くなったときに何もできずに負けるよりは、決勝トーナメントに入って一応、「勝負、勝負」で指せるようになってるので、そこはちょっと前よりはいいかなという感じで、 いつも通りはらはらした展開の一局だったなっていう感じです。
――久しぶりのタイトル戦ということについてはいかがですか。
山崎 いや、想像もしなかったです。タイトル戦に出るということを、自分の中では決勝トーナメント始まる3月の時点ではあまりまったく意識しなかったので、逆に正直にいえばどこかで負けるだろうと思っていたので。逆になんか勝負、勝負で負けよう、ギリギリの方で踏み込んで負けようみたいな感じだったので、あまり挑戦者になる意識は、今日の前まではまったくなかったです。さすがに先週、挑戦者決定戦まで進むと意識してしまうところがあったんですけど、バシバシ指すか慎重にやるか迷いながら指していました。
――藤井棋聖について、どんなイメージですか。
山崎 もう何年も前から僕はもう眺めているほうで、もう自分では全然勝てなかった人たちに勝つときの勝ち方がすごいので。自分が挑戦するのは不思議な感じなんです。自分はよくなったり悪くなったりの振れ幅があるのに、藤井棋聖はよくなった時にそのまま勝ちきられる方です。どれぐらいチャンスがあるのかないのかは、自分でもちょっと正直わからない。見た感じだと、自分がよくなっても悪くなることが多いので、その時に逆転を許してくれないっていう意識はあります。そうなると勝ちパターンがないので。ちょっと怖いところです。この数ヶ月、課題にしている中盤戦に挑戦し、あの番勝負までにさらに調子をよくしていかないといけないなという意識です。それでも、大変な人ですね。
――最後に、五番勝負の抱負をお願いします。腕の見せどころだと思いますが、いかがでしょう。
山崎 見せどころというか、いままでは藤井棋聖、八冠への挑戦者は みんなが納得という実力者ばかりでしたよね。みんなすごい豪速球を投げるような挑戦者ばっかりなのに、 僕はどちらかというと変化球のタイプなので。そういうタイプに藤井棋聖どれぐらい完全無欠なのかは、自分もやってみないとわからないところですし、藤井棋聖も初めてのことだと思います。そういう意味では注目はしていただけると思うので、終盤戦までどちら勝つかわからないような将棋を指したい。チャンスがきたら、ボールをずっと持ち続けれるように奇跡が持ってほしいなっていう感じですね。ずっと課題なんですけど、この番勝負でいちばんよい将棋が指せればと、本当に自分自身がいま思います。
(自虐を交えながら本音を語る、山崎八段らしいインタビューだった)
(紋蛇)