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第88期棋聖戦五番勝負第1局

2017年6月 1日 (木)

第2局は6月17日(土)に

五番勝負第2局は6月17日(土)に、愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」で行われます。そちらもどうぞお楽しみください。

以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。

(潤)

感想戦(3)

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(潤)

感想戦(2)

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(潤)

感想戦(1)

大盤解説会場での感想戦を終え、対局室に戻って改めて感想戦が行われました。

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(潤)

 

大盤解説場で、超難解な変化に

Photo_134 (超難解な変化が現れ、顔をしかめる羽生棋聖)

Photo_135 (斎藤七段はギリギリの変化に笑みを浮かべていた)

Photo_136 (羽生棋聖につられるように、斎藤七段の首もだんだん傾いていく)

Photo_137 (羽生棋聖は大盤解説場での感想戦が終わるまでずっと、この姿勢だった)

(潤)

両対局者が大盤解説会場に

対局室で主催紙インタビューが行われたあと、両対局者は大盤解説場に移動し、大盤の前で感想戦を行いました。

Photo_128 (北浜八段の進行のもと、感想戦を行う両対局者)

Photo_129 (先勝した羽生棋聖)

Photo_131 (斎藤七段の表情は強ばっていた)

Photo_132 (感想を述べる羽生棋聖)

Photo_133 (時間が進むにつれて、斎藤七段の表情も緩やかなものになっていった)

(潤)

 

終局直後

Photo_126 (超難解な終盤戦を制した羽生棋聖)

12 (初陣を勝利で飾ることはできなかった斎藤七段)

終局後、主催紙インタビューが両対局者に行われました。まずは羽生棋聖から。

――本局を振り返られて

羽生 △7五歩(50手目)の変化をやってみたかったです。攻め合いになって、際どい終盤戦になるように思っていました。

――△7五角(78手目)のあたりはいかがでしたでしょうか

羽生 まったく分かりませんでした。詰まされる可能性や、詰めろが解けてしまう可能性などがあり、少し足りないのかなと思っていました。

――勝ちになったと思われたのは

羽生 本当に最後のところで、直前までは読みきれていませんでした。

次に、斎藤七段にインタビューが行われました。

――本局を振り返られて

斎藤 公式戦では指したことのない将棋でしたが、考えていた将棋ではありました。難しすぎて分からず、決断しきれなかったです。▲4四角とするタイミングによって△同金か△1二玉か、そのときどきで変わってくるなど、難しかったです。

――第2局に向けて

斎藤 本局は負けましたが、自分の力は出しきれたように思います。第2局までにまた力をつけて臨みたいと思います。

Photo_127 (主催紙インタビューを終え、ファンの待つ大盤解説場へ向かう)

(潤)

羽生棋聖、先勝

Kisei201706010101_110第88期棋聖戦五番勝負第1局は羽生棋聖の勝ちとなりました。終局時刻は18時55分。消費時間は▲斎藤3時間59分、△羽生3時間48分(持ち時間各4時間)。第2局は6月17日(土)、愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」で行われます。

(虹)

震えた

_107 図は斎藤七段が最後のお願いとばかりに銀捨ての王手を放ったところです。対して△4四玉などでは▲4五金で1手詰め。ほかの逃げ場所も危なく、△3四同玉がいいと言われています。本譜は△3四同玉▲3五銀に△2三玉の進行。△2三玉を指す際、羽生棋聖の手が震えたと言われています。

(潤)

遊泳する後手玉

_101斎藤七段が必死に後手玉を攻め立てていますが、どうやら後手玉は捕まらないことがはっきりしてきました。図から△3四玉▲3五銀△同玉▲3六歩△4五玉と4四の歩を取らずに浮遊する順があり、その進行は羽生棋聖が余しているという声が多くなりました。

(潤)

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