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杉本五段は上図から1時間5分の長考で▲5五同銀としました。予想の本命とされていた手です。しかし、その後の展開は意外でした。△8六角▲8八飛△7七角成▲8二飛成△5五馬。
これは先手が銀損の変化です。典型的な先手の失敗例に見えます。杉本五段は銀損の先に光明を見いだしたのか。それとも誤算があったのか。真意はわかりませんが、局面が大きく動いたのは間違いありません。実戦は△5五馬以下、▲5一飛△6六角▲9一竜△4二銀(14時30分現在)まで進んでいます。
(杉本五段の真意はいかに)(牛蒡)