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2025年4月25日 (金)

玉の耐久度は大差

20250425_062図の局面、玉の耐久度は明らかに後手が上です。まず、穴熊を構成する金銀の枚数が違います。先手はわずかに2枚で薄く、一方の後手は5枚の堅陣です。▲3三桂の狙いはありますが、△5一歩で二枚飛車を緩和できるため、後手玉はそう簡単に崩れません。そもそも上図では△3五馬と△3九馬の厳しい狙いがあるため、先手は何か受けなければいけない状況です。実戦は▲3七香でした。

Dsc_8773(午前中からうつむくことの多かった永瀬九段だが、現状は優勢とみられる)

1506(杉本五段の手元には手元にはサンドイッチ。だが、うなだれるばかりで元気がない)

(牛蒡)

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