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第84期棋聖戦五番勝負第3局

2013年7月 6日 (土)

本日の棋譜

第84期棋聖戦五番勝負は渡辺竜王1勝、羽生棋聖2勝となりました。
第4局は7月17日(水)に新潟県新潟市「高島屋」で行われます。

N006

(牛蒡)

渡辺竜王

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N036

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N058

(牛蒡)

感想戦

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N016

N041

N001

(牛蒡)

終局直後

M009

(渡辺竜王、まずは1勝)

【渡辺竜王インタビュー】

「角換わりは予定でした。午前中から激しかったですが、どうなっているかはわかりませんでした。
途中、長考になったところ(92手目△2二同玉に1時間14分)は苦しいかと思いましたが。他の手がわからなかったので、しょうがないかなと。
終盤は自玉が一手空いたので、何か勝ちの順がある気がしました。とりあえずひとつ勝ってホッとしたというところですね」

M051

(敗れた羽生棋聖。112手目△2二銀をうっかりしたと話していた)

【羽生棋聖インタビュー】

「途中までは前例がある形で、どうなるかというところなんですが、よくわからなかったですね。
△3九竜(86手目)と入られたあたりは何かあるかと思いましたが、具体的にはわからなかったですね。形勢はわからないです。
△2二銀(112手目)をうっかりしていました。あれでいっぺんに終わってしまったので、(107手目)▲3二金打では、ほかにマシな手があったような気がします。また頑張ります」

M013

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M028

M026

(牛蒡)

渡辺竜王が1勝を返す

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第84期棋聖戦第3局▲羽生善治棋聖-△渡辺明竜王戦は渡辺竜王が勝ちました。
終局時刻は19時15分。消費時間は▲羽生3時間59分、△渡辺3時間50分(持ち時間、各4時間)。
際どい終盤戦を制した渡辺竜王が一番返し、これで五番勝負は羽生の2勝1敗になりました。

※本局の観戦記は産経新聞に掲載されます。執筆は中島一彰氏です。どうぞお楽しみに。

(牛蒡)

後手が打開

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後手は望めば千日手にできそうでしたが、拒否して攻めに向かいました。勝ちに行っています。

(牛蒡)

千日手の可能性あり

K022

控室では千日手の可能性が指摘されています。先手が千日手に持ち込めるかどうかとのこと。 仮に千日手になった場合は、終局から30分後に指し直し局が行われます。 持ち時間は少ない方が残り1時間になるように調整されます。

K003

(継ぎ盤に示された一変化)

(牛蒡)

後手が逆転した

H019

18時半過ぎの大盤解説会場。難解な局面ですが、解説ではハッキリとした形勢判断が求められます。勝又六段と吉田五段が悩みに悩んだ末に出した結論は「後手が逆転した」。

(牛蒡)

大変じゃないですか

116

111手目▲3二金から△2二銀▲2一竜△3二角▲同竜△3一金(図)と進みました。 「これは大変じゃないですか。少なくともすぐには終わりません」と木村八段。 現在は互角の形勢に近いか、あるいは逆転した可能性もあります。手順中の△2二銀が妙防でした。

H003

(木村八段が検討している)

(牛蒡)

最後の関門

111

両者の指し手の速度が上がってきました。終局が近づいています。
18時過ぎ、渡辺竜王は図から△2二銀を打ちました。
先手にとって、これが最後の関門です。ここで寄せがあるかどうか。

H016

(18時10分ごろのモニター映像。苦しげなため息をついて髪をかきあげる羽生棋聖)

H014

(牛蒡)

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