難しくて楽しい
難しい戦い
市内散策-新潟ふるさと村
市内散策-朱鷺メッセ周辺
朱鷺メッセは展示場、会議室、ホテルなどが一体化した複合型コンベンション施設です。3月11、12日には「にいがた酒の陣2023」が開催されます。ビルの最上階は展望室になっています。
市内散策-ビッグスワンスタジアム
デンカビッグスワンスタジアムは、Jリーグのアルビレックス新潟がホームスタジアムとして使用しています。アルビレックスは今期からJ1に復帰。この日(4日)はホーム開幕戦で盛況でした。新潟日報の報道によれば、2万5468人がスタジアムを訪れ、同クラブのホームゲームのJリーグ通算入場者数が1千万人を超えたそうです。新潟日報社はアルビレックス新潟ユニフォームパートナーです。
市内散策-鳥屋野潟
玉の出陣
15時のおやつ
午前のまとめ、今後の展望
深浦九段に午前のまとめと今後の展望を聞きました。
 深浦九段「渡辺棋王が角換わりの4一飛型を選ばれたのは少し意外でした。渡辺棋王は積極的な作戦が多く、また駒の活用を重視する方ですが、本譜は受けに回る作戦ですし、4一飛型ですべての駒を働かせるのは難しいですから」
深浦九段「渡辺棋王が角換わりの4一飛型を選ばれたのは少し意外でした。渡辺棋王は積極的な作戦が多く、また駒の活用を重視する方ですが、本譜は受けに回る作戦ですし、4一飛型ですべての駒を働かせるのは難しいですから」
 深浦九段「ただ、8一に飛車が戻ると、全体の駒を使いやすくなってきます。なるほどと思いました。とはいえ5三玉型はバランスを崩しやすいので神経を使う展開ではあります」
深浦九段「ただ、8一に飛車が戻ると、全体の駒を使いやすくなってきます。なるほどと思いました。とはいえ5三玉型はバランスを崩しやすいので神経を使う展開ではあります」
 深浦九段「藤井竜王の指した▲8四歩(3図)は▲7七桂から▲8九飛、▲7七桂から▲8五桂など、左辺の駒で打開しようという意味です。休憩明けの△7五歩▲8五銀△8六歩(4図)は先手の動きを牽制しています。△8六歩にどう指すか。先手もかなりプレッシャーを受けていますが、藤井さんのことですからギリギリのきわどいところを突いてくると思います」
深浦九段「藤井竜王の指した▲8四歩(3図)は▲7七桂から▲8九飛、▲7七桂から▲8五桂など、左辺の駒で打開しようという意味です。休憩明けの△7五歩▲8五銀△8六歩(4図)は先手の動きを牽制しています。△8六歩にどう指すか。先手もかなりプレッシャーを受けていますが、藤井さんのことですからギリギリのきわどいところを突いてくると思います」
 △8六歩が指されたのが13時48分。消費時間は▲藤井48分、△渡辺2時間14分。
△8六歩が指されたのが13時48分。消費時間は▲藤井48分、△渡辺2時間14分。
藤井竜王は△8六歩に長考しています。▲7四歩は入りますが歩切れになります。△4三玉に▲2二歩を残しておきたいので悩ましいところです。▲7七桂(次に▲8九飛など)もキズになり得ます。ノーリスクの手はありません。
 
 残り時間は▲藤井竜王32分、△渡辺棋王50分。藤井竜王はここで時間を投入しています。17時47分、残り20分を切りました。先手は駒損、後手にはと金もある。後手にチャンスがきているようです。ただ、互いの玉が近い形は攻守が入れ替わりやすいもの。どちらも最後まで綱渡りになるかもしれません。
残り時間は▲藤井竜王32分、△渡辺棋王50分。藤井竜王はここで時間を投入しています。17時47分、残り20分を切りました。先手は駒損、後手にはと金もある。後手にチャンスがきているようです。ただ、互いの玉が近い形は攻守が入れ替わりやすいもの。どちらも最後まで綱渡りになるかもしれません。
 図で藤井竜王が長考中。深浦九段は大盤解説会で「藤井竜王は考えていて楽しいんじゃないかな」と話していました。後手があと一歩まで追い詰める変化もあれば、先手が攻めながら自玉を安全にする変化もあり、読めば読むほど複雑。勝負を離れて読みふけってしまいそうです。解説も盛り上がっていました。残り時間は▲藤井1時間12分、△渡辺1時間1分。
図で藤井竜王が長考中。深浦九段は大盤解説会で「藤井竜王は考えていて楽しいんじゃないかな」と話していました。後手があと一歩まで追い詰める変化もあれば、先手が攻めながら自玉を安全にする変化もあり、読めば読むほど複雑。勝負を離れて読みふけってしまいそうです。解説も盛り上がっていました。残り時間は▲藤井1時間12分、△渡辺1時間1分。
 藤井玉が8六まで移動しました。▲7七桂△7六銀▲7五桂△8五銀▲同玉△7五桂▲同玉△6四銀▲6六玉(変化図)と進むと、先手は玉だけが突出した形になりますが、この図はどうやら先手よし。先手玉が敵の駒をすべて回収し、6五の勢力争いも先手が勝っています。手順中の△8五銀では△6七歩成がまさるようで形勢は難解。どちらがピンチで、どちらがチャンスを迎えているのか。それすらよくわかりません。
藤井玉が8六まで移動しました。▲7七桂△7六銀▲7五桂△8五銀▲同玉△7五桂▲同玉△6四銀▲6六玉(変化図)と進むと、先手は玉だけが突出した形になりますが、この図はどうやら先手よし。先手玉が敵の駒をすべて回収し、6五の勢力争いも先手が勝っています。手順中の△8五銀では△6七歩成がまさるようで形勢は難解。どちらがピンチで、どちらがチャンスを迎えているのか。それすらよくわかりません。


















 ▲7七玉! 6八にいた玉を7七に上がりました。
▲7七玉! 6八にいた玉を7七に上がりました。


