2010年3月19日 (金)

Kiou20100319101_3 5筋~7筋の先手の金・銀を相手にせず、△9五 歩から端を攻めた久保棋王の評判が良い。
残りの持ち時間も久保棋王が40分ほどで、佐藤九段は5分と少ない。

(吟)

Kiou2010031983 △7二角成に▲6五歩と突いた局面。「先手の攻めを切らすのは大変ではないか」との声が聞こえる。ただ佐藤九段の気がかりは▲6五歩と突いた局面で時間が6分しか残っていないことか。
▲6五歩は検討されていた手。△同歩▲1四香で歩を補充し△同香に▲6四歩と垂らす手はどうかと言うもの。

(吟)

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(解説の屋敷伸之九段)

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(聞き手の山田久美女流三段)

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▲2二飛成と飛車を成り込んだ局面で「居飛車が景気良さそうですが、
僕の力じゃわからないですね」と屋敷九段

(吟)

Kiou2010031963_2_2 佐藤九段が▲5四歩と垂らした局面。残り時間は▲佐藤九段33分、久保棋王2時間。持ち時間に大差がついている。

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残りの時間が1時間になると上記の紙が記録机に出され、
時間を消費すると、60から徐々に消されていくことになる。

(吟)