後手優勢 図は14時20分頃の局面。伊藤女流三段は7五銀を中心に8、7、6筋を攻めていきます。次の△7七銀成や△6七歩成からの確実な攻めがあり、後手が優勢になったと見て間違いないでしょう。 (伊藤女流三段が好調に攻めて優位に立った) (渡部女流三段は巻き返せるか)
激しくなる 前記事の局面から渡部女流三段は36分の長考の末、▲7四歩と打ちました。手順に△6五桂と跳ねさせる強気の一着です。実戦も△6五桂▲7三歩成△8一飛と進みました(2図)。 と金ができたのは大きいですが、もはや7七銀を逃げている余裕はなく、いずれは取られてしまう形。このあとは7三とがどれだけ働くかがポイントになるでしょうか。
伊藤女流三段の積極策 図は13時過ぎの局面。直前に△6五歩▲同歩の突き捨てを入れて△7三桂を活用したところです。3三角が攻めに使えていませんが、伊藤女流三段は飛車銀桂の3枚で先手陣を切り崩しにかかっており、次の△6五桂が実現すれば一気にペースを握れそうです。渡部女流三段は30分以上考えていますが、どう迎え撃つでしょうか。 (伊藤女流三段は後手番ながら、先攻する展開に持ち込んだ) (渡部女流三段はしばらくは受けに回ることになるか)