2019年11月14日 (木)

105時刻は16時半を回りました。残り時間は▲里見32分、△西山41分。
控室では数手前に打たれた△5一金の効果がいま一つで、後手の受けが難しくなってきたと見られています。
「里見さんがついに食いついた感じですね。後手を持って受け方がわからないです」(近藤正六段)
「確かにこれは、後手が急に食いつかれてしまいました。馬を切って▲7四銀は素朴な攻めですが、それだけに軽視したのかもしれませんね」(福崎九段)

98図は16時15分頃の局面。控室では福崎九段と近藤正六段が検討しています。
「▲3一角成が歩切れも解消して好手になりそうですが、△7二金と上がられると決め手がはっきり見えませんね。これはまだ大変かもしれません」(福崎九段)
「先手が攻めきるか、後手が受けきるかの勝負ですね」(近藤正六段)

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83図は15時半頃の局面。ここまでの消費時間は▲里見2時間2分、△西山1時間47分。
▲4三銀成は△2三角の両取りが見えるため怖い手ですが、▲2一竜△4五角に▲4四成銀で角が助からないため先手有利と見られています。この手が通るとなると先手の寄せが加速していきそうです。

Img_8713 川原町広場からは金華山が望める。

71図はおやつが運ばれた14時半頃の局面。
直前まで控室では先手の攻めが少し重い感じで後手持ちと言われていました。しかし、里見女流王座が放った図の▲3二銀が検討陣の予想を超える鋭い一着で、以下△3三飛▲5四銀△8六角▲6三銀成△同銀▲4一飛成と先手で飛車の成り込みに成功しています。
「先手は駒損せずに飛車が成れたので、これは楽しみが出てきましたね」(福崎九段)

Img_8597 里見女流王座が検討陣の形勢判断を覆す鋭い手を放った。

Img_8804 十八楼の向かいにある和菓子店の「玉井屋」さん。十八楼の御用達で、昼食時に対局者にも和菓子が提供された。