2025年11月19日 (水)

Dsc_0480(終局直後の対局室の様子)

Dsc_0481(福間女流王座)

▼勝った福間女流王座の談話
――一局を振り返って。
「昼食休憩明けのところは難しかったかなと思っていた」

――ペースをつかんんだのは。
「桂香拾って▲2六香(57手目)と打ったあたりで、駒得で指しやすいと思いました」

――これで3連勝で防衛となった。五番勝負を振り返って。
「序盤から一手一手難しい将棋で定跡形はなかった。どれも自力で考えていて、勝敗に関係なく充実感があったかなと思います」

――これで5連覇となりました。年明けから編入試験が控えるなかで素晴らしい結果だったと思う。改めて5連覇防衛について。
「来期また五番勝負を戦えるのがすごく嬉しいことなので、これからも一局一局を大事に指していけたらと思います」

Dsc_0482(西山女流二冠)

▼敗れた西山女流二冠の談話
――一局を振り返って。
「細かいところの変化で分からない順になって、けっこう思わしくない展開になってしまった」


――居飛車は事前の作戦か。
「そうですね。やってみたいと思っていました。こっちの指し回しがちょっと消極的だったと思います」


――五番勝負全体を振り返って。
「力戦調の将棋がシリーズ全体で多かったです。形勢判断が悪かったので、問題のある将棋が多かったかなと思います」

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第3局は福間女流王座が西山女流二冠に勝ちました。終局時刻は16時48分。消費時間は▲福間女流王座2時間32分、△西山女流二冠2時間44分。五番勝負は福間女流王座が3勝0敗で防衛。5連覇を達成して女流王座獲得を9期に伸ばし、通算タイトル獲得は67期になりました。

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飛車角交換から終盤戦に入りました。図で▲7三馬と銀を取ると△2七飛成▲同玉△4九竜の強襲が気になります。実戦は▲2六香が好手でした。△9五飛と逃がしてから▲7三馬と取れば、自玉周りは安全なまま駒得が拡大します。先手優勢がはっきりしました。

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2025111945 中盤戦が続いています。図は15時10分頃の局面です。駒の損得はありませんが飛車取りが残っているぶん、後手のほうが忙しいです。△7六歩の攻め合いは▲7四角成△7七歩成▲6三馬△7八と▲7一飛で、後手が2枚換えの駒得でも先手の攻めのほうが速いです。実戦は△7五飛とかわしました。西山女流二冠は辛抱の時間が続きます。

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