2011年8月 1日 (月)

20110801_41
図は11時35分頃の局面。3時間という持ち時間を考えると、やや早いペースで指し手が進んでいる。中井女流六段が7筋で歩交換をすると、それに呼応して中村女流二段が飛車を向かい合わせた。次に▲8八角と飛車交換を挑むのが狙いのひとつ。先手陣はバランスがよく、飛車の打ち込みがない形だ。後手は△4三金右とすれば離れ駒はなくなるが、玉の反対側にはぽっかりと空間があいている。飛車交換に自信がなければ、ここで時間を使って策を考えることになるだろう。

040
(振り飛車らしい動きを見せる中村女流二段。写真は対局開始前のもの)

(文)

20110801_25
中村女流二段は四間飛車に構え、中井女流六段は居飛車で対抗。中村女流二段は序盤から▲6五歩と突く意欲的な駒組みを見せている。過去に何度か経験があり、どうやら中村女流二段の得意形のようだ。中井女流六段は囲いに左美濃を選んだ。向かい合ったままの角が気になるが、自分から角道を閉ざすのは元気がない。しばらくは角がにらみ合いながらの駒組みが続きそうだ。

(文)