青野九段と谷川九段 対局室では、▲清水女流六段-△中村女流二段戦の観戦記を青野九段が担当している。▲加藤1級-△伊藤1級戦は上地隆蔵さんの担当だ。11時30分頃、谷川浩司九段が控室を訪れた。 (観戦記を担当する青野九段) (谷川九段) (文)
伊藤1級、矢倉から銀冠へ ▲加藤1級-△伊藤1級戦は、伊藤1級が角道を止めて矢倉に組んだ。そこから先手は角交換、後手はその動きに乗って銀冠に組み替えた。図の盤上にある角は、それぞれ駒台から現れたもの。この形では、2四を争点にして角を打ち合う筋はよく出てくる。ここからは先手が攻めを目指し、後手が反撃の用意を整えるという流れになる。先攻できる先手がどれだけポイントを稼げるかで、局面の優劣が決まってくるだろう。 (文)
清水女流六段、左美濃に ▲清水女流六段-△中村女流二段戦は、中村女流二段の四間飛車に対し清水女流六段が左美濃に構えた。藤井猛九段創案の「藤井システム」が優秀な対策になり、現在ではあまり指されることのない作戦だ。ただ、清水女流六段は穴熊よりも美濃を得意とする棋風。本局も清水女流六段らしい戦いが見られるだろう。図は駒組みが一段落した段階で、互いにどのように攻めの形を作っていくか、間合いの取り合いになりそうだ。 (文)