沸き立つ控室、事件か!? 図は後手が飛車で王手をかけた局面。控室は▲5六歩で先手勝ちとみていましたが、加藤奨励会1級は▲5五歩。この手が伝えられて、控室で悲鳴が上がりました。▲5五歩には△同金が△4六金(開き王手)以下の詰めろになります。また△5五同金に▲同金は△同飛▲4九玉△4七角で先手玉は必至です。先手は後手玉を詰ますか、王手をかけながら後手の飛車を抜くしかありませんが……加藤奨励会1級の読み筋やいかに。 (▲5五歩が指されたと聞いた瞬間、勝又六段は継ぎ盤の前に座りなおした) (牛蒡)
絶好打 図で▲3六角が絶好打と言われています。▲3六角は▲1二竜△同香▲7二金以下の詰めろで、さらに自陣の受けにも利かした攻防手です。 ▲3六角に後手は暴れるしかありません。一例は1図から△4五歩▲5六金△6七角成▲5九玉△5七銀成で、先手としては怖いところですが、▲5七同金△同馬▲4八金(参考図)で受かっているとのこと。▲3六角は決め手になっているかもしれません。 本譜も加藤奨励会1級は▲3六角を打ちました。対する清水女流六段は角筋を止める前に△5七歩成を入れました。 (左から中川八段、青野照市九段、梅田さん。継ぎ盤を離れてモニターに注視している) (牛蒡)