2011年12月12日 (月)

10時40分、まだ1時間もたっていないが、すでに局面は中盤に差し掛かろうとしている。控室には対局中の広瀬章人七段も姿を見せた。解説の金井五段はキーボードをたたき大わらわ。継ぎ盤を囲む検討陣からは「寄り」という恐ろしげな言葉も飛び出して、本局の展開の早さを物語っている。ただ、持ち時間は3時間とたっぷりあるので、すぐに決着がつくことはない。ここまでの展開が早いということは、中終盤が長くなることを予感させる。

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(広瀬七段)

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(金井五段)

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(検討中の中川八段=左と、それを見守る梅田望夫さん=右)

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20111212_4110時30分、対局開始から30分で図の局面まで進んだ。Twitter解説の金井五段は「ここまでのハイペースは『少しの時間も無駄にしたくない』という両者の想いが感じられて、本局の重みを表しています」と対局者の心理を解説する。戦型は第2局と同じ横歩取りだが、展開は異なるものになった。「△3四銀▲3六歩△4五銀▲3五歩のような進行が一例です」と金井五段。互いに浮き飛車に構え、持ち駒に角を擁しているため、いつどんな攻めが飛んでくるかわからない。端を突き合っていることも、手の作りやすさに拍車をかけている。横歩取りは「空中戦」とも呼ばれるが、その異名にふさわしい、華々しい戦いが期待できそうだ。


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(文)