2024年10月23日 (水)

20241023_7915時47分、両者の消費時間が2時間5分で並びました。残り時間は55分です。
図は6六飛を5六に逃げた局面。ここで△7八角成には、▲8六角が戸辺七段の示した応手。7七の桂取りを受けつつ、間接的に後手玉をにらむ攻防手です。形勢は依然として先手ペースと見られています。

20241023a7307839(西山女流三冠)

15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。注文は福間女流王座が「フルーツ盛り合わせ、ホットコーヒー(カフェインレス)、オレンジジュース」、西山女流三冠が「和菓子、ウーロン茶」です。

20241023a7307918(福間女流王座のメニュー)

20241023a7307930_2 (西山女流三冠のメニュー)

20241023_62第1図で▲5三歩が狙いのタタキ。歩を取り返すのは▲6五桂で両取りが掛かるので、実戦は△6二金左▲3五歩△6四歩(第2図)と進みました。西山女流三冠は攻撃的な棋風ですが、本局では受けに回らざるを得ない展開です。近藤正七段は先手ペースの見解を示しています。

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対局場の「ホテル椿山荘東京」は、山縣有朋が「つばきやま」を購入して庭園、邸宅を作ったことに始まります。もともと椿が自生する名所で、山縣有朋は「つばきやま」を音読みして「椿山荘(ちんざんそう)」と命名しました。女流王座戦五番勝負が同地で行われるのは、今期で5期連続5回目です。

【ホテル椿山荘東京】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/

20241023a7307639(椿山荘の庭園。四季折々の景観が楽しめる)

20241023a7307630(幽翠池)

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20241023a7307632(幽翠池にはコイが泳いでいた)

20241023a7307621(弁慶橋。昨日の記念撮影スポットだ)

20241023a7307622(弁慶橋から見下ろせる「ほたる沢」。5月中旬頃はホタルが飛び交うとのこと)

20241023a7307662(色づいている葉もあったが、本格的な紅葉はまだ先のようだ)