平藤七段の見解は「振り飛車優勢」 里見女流四冠の厳しい△5七銀に対し、真田女流二段は▲4四歩の勝負手を放ちました。 この局面で棋士室にいた平藤眞吾七段に見解を聞くと、 「▲4四歩は苦しいけど他に手がなかったんでしょう。ここは里見さんとしては、はっきり良くなる順が色々あって悩む局面ですね。4六の金を取って勝てれば分かりやすい。金を取る前に一回△3七歩とたたく手も厳しいかな。それで▲1八飛と横へ逃げれば△4六銀成▲4三歩成△3四飛(参考図)で、これは振り飛車が勝勢に近いです」 (平藤眞吾七段)
阪口五段の見解 42手目△4六歩のたたきに▲同金と取った局面。ここで棋士室のモニターで観戦していた阪口悟五段の見解です。 「△4六歩には▲5七金と寄るかと思ったけど取ったんですね。△5七銀なら▲5五金と出る読みなんでしょう。そこで△同角▲同歩△6六歩と進めて振り飛車が少し指しやすいかな。以下▲同銀△同銀成▲同角に△6二飛と回せば、▲6七歩に△6六飛▲同歩△5六角(参考図)の王手飛車があるから受けが難しそう」 (阪口悟五段)
昼食休憩 真田女流二段の早い仕掛けに対し、里見女流四冠は△4五歩と角道を開け、△6五歩と反撃に出ました。今度は振り飛車側から攻める番です。 図の39手目▲4八金の局面で里見女流四冠が30分考えて昼食休憩に入りました。 ここまでの消費時間は▲真田49分、△里見1時間4分。昼食の注文は両者ともにありません。対局は13時に再開されます。