対局再開 (12時35分、香川女流四段が先に戻っており考慮中) (「うーん」「いやー」と悩ましそうな様子だった) (和田あ女流二段も戻る) (先手陣がバラバラなうちに戦いを起こせたので、後手がやれそうな展開だ)
昼食休憩 12時、この局面で香川女流四段が13分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、▲香川1時間11分、△和田46分。昼食の注文は、ともに「ゴーヤーチャンプルー」(鳩やぐら)。和田女流二段は惣菜抜きの注文です。対局は12時40分から再開されます。 (昼食休憩中の対局室) (午後は激しい展開になりそうだ)
中央の勢力争い 本局は香川女流四段が中飛車を採用しての対抗形になりました。和田あ女流二段は居飛車党なので、戦型は香川女流四段次第といえましたが、最近は相居飛車よりも対抗形を好んでいるようです。上図の△3四歩に、▲5四歩は積極的な姿勢。1歩を交換せずじっくり囲い合うのも一局の将棋でした。 11時の局面です。先手が▲5八金左とした瞬間に後手も5筋に飛車を転換し、中央での勢力争いになっています。先手陣は5筋の利きが多い点、後手陣は囲いがまとまっているのが主張です。 (香川女流四段は攻めの姿勢を見せている)
両者の対戦成績 両者の対戦成績は香川女流四段3勝、和田あ女流二段1勝です。直近の対局は今年1月に行われた第4期ヒューリック杯女流順位戦B級4回戦で、和田あ女流二段が制しています。両者ともA級昇級を果たした共通点があります。 (力をつけてきている和田あ女流二段)