角の打ち合い 伊藤女流二段が△5六角で先手陣に迫ると、加藤女流王座も▲8六角(図)と王手に打って切り返しました。事前に▲2三歩と垂らしておいた効果で、後手玉が狭くなっています。将棋プレミアムで解説を務める広瀬八段は、△7五銀という受けを予想していました。歩頭の銀打ちは驚きますが、▲同歩で1手の余裕を得ることで、以下△7八銀成▲同金△6七歩成▲7四歩△6四歩と、6筋で歩を使って角筋を受けることができます。 (談笑する広瀬八段=左と、遠山雄亮五段) ※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。
激しい流れに 昼食休憩明けから、加藤女流王座は▲6五銀(1図)と強く角に働きかけました。持ち駒の銀を投資して後手の桂をさばかせるため、感触は決してよくはありません。1図から△同桂▲同歩△5二飛と進んで2図。 この飛車回りがうまい切り返しで、控室では後手ペースとの評判です。実戦は2図から▲6四歩△5一飛▲6三歩成△6六歩と進みました。後手はと金を作られましたが、6筋に歩が利くようになったため、△6六歩が厳しい反撃です。先手がより厳しい攻めで返せるかどうか。激しい攻め合いの終盤戦が予想されます。
冬の千駄ヶ谷 将棋会館の隣にある鳩森八幡神社では、大祓(おおはらえ)の準備が進んでいました。例年、年明けの指し初め式では、それに先立って境内にある将棋堂の前で祈願祭が行われます。 ※この記事の写真はPENTAX K-30で撮影しました。