2016年8月10日 (水)

Joryu_ouza201608100101_4214時頃、棋士室の阪口悟五段は「これは里見さんがピンチかもしれませんよ」と声を上げました。(1)▲7一歩成には△1五歩から歩をもぎ取り、△7七歩成▲同桂△7六歩で桂を入手し、△3六桂の王手角取りを狙って後手よし。実戦は(2)▲7八金と上がってその手順を防ぎましたが、△6四歩~△6五歩が筋のよい攻めだといわれています。

Img_1151_z_sada_2 (棋風どおりの攻めが刺さるか。注目の中盤戦だ)

Img_1211_miyage (東京から数名の関係者が来訪し、各種土産を差し入れてくれた)

Img_1208_kisi_toyama (その関係者のひとり、遠山雄亮五段)

Photo_14 図は13時20分ごろの局面。西山奨励会三段が3六にいた銀を4五に出て、▲2六飛を見せたところです。それを防ぐと▲5四歩や▲5四銀があり、室田女流二段は対応を問われています。

Photo_15 (対局開始前、駒を並べる室田女流二段)

Photo_16 (13時20分ごろ、棋士室で楽しそうに練習将棋を指す阪口悟五段(左)と西川和宏五段(右)。それを観戦する宮本広志五段(手前)と都成竜馬四段(奥))

Joryu_ouza201608100101_31対局再開の一着は△8四飛。そのあとすぐに里見女流四冠は▲6七銀と上がりました。どちらも本格的な戦いのために準備した一着です。

Img_1200_ha_sada (対局再開後、すぐには指さず盤面に集中する貞升女流初段)

Img_1196_ha_sato (里見女流四冠は軽いさばきを目指して指し回す)

Photo_11 12時40分に対局再開。室田女流二段はすぐに△6四歩と6筋の歩を突きました。▲4四歩△5四銀▲5五歩のときに、△6五歩と角取りで切り返す手や△6三銀と逃げる手を用意しています。

Photo_12 (△6四歩を指す室田女流二段)

Photo_13 (△6四歩を見た西山奨励会三段は、身をよじりながら考え出した)