12時となり、ここで井道女流初段が５分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲井道59分、△山口59分。昼食注文は両者ともなし。対局は12時40分から再開されます。

（銀沙）

11時からわずか10分で上図まで進みました。考えられる進行の中でも、いちばん激しい展開の１つ。中盤を飛ばして、すでに終盤に入っているといっても過言ではありません。

11時頃の局面。戦型は相三間飛車となりました。井道初段が動きました。△５六同歩▲同銀と、右銀を前進させるためでしょう。

（山口恵女流二段の２手目は△３四歩）

（３手目▲７五歩から相振り飛車に進んだ）

振り駒は山口女流二段の振り歩先で「と」が２枚、無効駒が２枚。井道女流初段の先手となりました。

対局は定刻通りに開始いたしました。

（井道千尋女流初段）

（山口恵梨子女流二段）

第６期リコー杯女流王座戦二次予選より、山口恵梨子女流二段－井道千尋女流初段戦を中継します。対局は東京･将棋会館「銀沙」で６月21日（火）10時に開始されます。持ち時間は各３時間（チェスクロック方式）です。

（対局準備前の銀沙）

※本日の記事の写真はPENTAX K-30で撮影したします。

（室谷由紀女流二段が本戦出場を決めた）

（敗れた中村桃子女流初段。終盤は後手にも勝ち筋があった）

（感想戦の様子）

以上で本局の中継を終わります。次回の中継は６月21日（火）、二次予選第３ブロックの山口恵梨子女流二段－井道千尋女流初段戦です。こちらもお楽しみに。

15時44分、119手で中村女流初段が投了。室谷女流二段が本戦出場を決めました。消費時間は、▲室谷２時間16分、△中村２時間47分（持ち時間は各３時間）。

14時39分、室谷女流二段は図から▲７三同馬と馬を切りました。以下△同玉▲６五桂まで進んでいます。先手の攻めは決まっているのかどうか。ギリギリの踏み込みです。

（室谷女流二段は決断の一手を指した）

（中村女流初段はしのげるか。写真は２枚とも昼食休憩明けに撮影）

この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。

（鳩森神社の拝殿。左奥に将棋会館が見える）

（雨は昼ごろに上がった）

（アジサイ）

（ツツジ）

この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。

（12時40分、対局再開）

（中村女流初段）

（室谷女流二段）