15時、午後のおやつは福間女流王座が棋の音スカッシュ・グリーン（棋の音カフェ）、アイスロイヤルミルクティー。西山女流三冠はさくら香るカフェ・ラテ（アイス）、リンゴジュースを午後の対局再開時に注文しました。棋の音スカッシュはレモンゼリー入りの炭酸飲料で、福間女流王座はグリーンアップル味を選びました。

（棋の音スカッシュ・グリーン）

（アイスロイヤルミルクティー）

（さくら香るカフェ・ラテ　アイス）

（リンゴジュース）

昼食休憩の局面から△４四銀▲３七桂△７三桂▲４一角△８二玉（図）と進みました。互いに陣形を整えていましたが、福間女流王座が▲４一角と打ち込んだのです。立会人の中村太地八段は「先手としてはこの角が追われないのが大きいですね」と解説しました。対する西山女流三冠は△８二玉と上がったのですが、▲８五歩△９三銀▲９五歩△同歩▲７五歩△同歩▲９五香△９四歩▲７四歩（変化図）のように、後手の桂頭を攻める筋が生じているようです。中村太八段は「すぐに成立するかどうかは難しいところですが、先手ペースになっていてもおかしくはないと思います」と話しました。

（角を相手陣に打ち込んで攻勢に出る福間女流王座）

東京の旧将棋会館を見に行きました。現在は足場が組まれて解体工事が進んでいるようです。時折、金属音のような音が聞こえてきて、解体されていることを実感させられました。

（旧将棋会館は白い外壁に囲われており、すでに解体工事が進んでいる）

（会館全体に足場が組まれている）

控室では中村太地八段と三枚堂達也七段が継ぎ盤を挟んでいます。昼食休憩中の局面は先手の仕掛けが見えていたようですが、再開後に指された図の△４四銀がバランスを保つ手といわれています。中村太八段は「４四に銀を上がられてみると先手もどう仕掛けるか悩ましいところです」と話しています。

（控室の継ぎ盤で検討が行われている）

（中村太地八段）

（三枚堂達也七段）

13時、対局が再開しました。西山女流三冠はすぐに次の手を指しませんでした。

（食事を済ませて早めに対局室に戻った西山女流三冠）

（福間女流王座も対局室に戻る）

（ハンドクリームで手のひらを整える福間女流王座）

（13時に対局が再開したが、西山女流三冠はすぐに指さなかった）

（昼食休憩中の特別対局室）

（昼食休憩中の盤面。手前が先手の福間女流王座側）

（福間女流王座の王将。掬水師作の水無瀬書）

（西山女流三冠の玉将）

（床の間に飾られている女流王座戦の書）

（対局再開を待つ対局室）

12時、この局面で西山女流三冠が９分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲福間37分、△西山１時間２分。昼食の注文は福間女流王座がサバの南蛮酢弁当（鳩やぐら）、さくら香るカフェ・ラテ（アイス・ホイップなし）、西山女流三冠がうな重セット・肝吸（ふじもと）、モンブラン。食事の写真は別掲載します。対局は13時から再開されます。

（福間女流王座が注文した昼食）

（サバの南蛮酢弁当）

（さくら香るカフェ・ラテ・アイス。実際はホイップ抜きを注文）

（西山女流三冠が注文した昼食）

（うな重セットのうな重）

（モンブラン。西山女流三冠は午後のおやつを昼食時に注文した）

戦型は角交換型の相振り飛車になりました。１図は初手から14手目の局面ですが、すでに前例のない進行になっています。

11時現在、２図まで進んでいます。先手は銀冠、後手は矢倉に構えました。互いに角を手持ちにしていますので、スキのない構えが求められています。

（連敗で後がない西山女流三冠）

10時30分、午前のおやつは福間女流王座がアイスロイヤルミルクティー、西山女流三冠がさくら香るカフェ・ラテ（アイス）、リンゴジュースです。西山女流三冠の飲み物は対局開始時に出されました。

（福間女流王座が注文したアイスロイヤルミルクティー）

（西山女流三冠が注文したさくら香るカフェ・ラテ・アイス）

（西山女流三冠が注文したリンゴジュース）

（10時、立会人の中村太地八段が開始を告げて対局が始まる。初手は▲５六歩だった）

（西山女流三冠もテンポ良く指し手を進める）

（報道陣が退出して対局室に静寂が戻る）