対局開始前の様子
本日のスケジュール
前夜祭(4)
【明日の展望】
近藤正六段。
「自分の将棋を一生懸命指すことが、素晴らしい棋譜につながると思います」
宮本五段。
「第1局は里見女流王座が居飛車にしての対抗形でしたが、明日の第2局は相振り飛車になるのではないかと思っています。里見女流王座は、振り飛車を相手にする場合は重厚に押さえ込む将棋が多いです。熱戦を期待しています」
村田女流二段。
「明日の解説会では聞き手を担当します。ぜひ足を運んでいただいて、お二人の熱い対局を見ながら、立会人の福崎九段と解説の宮本五段の軽快なトークを聞いてお楽しみください」
飯野女流初段。
「お二人の将棋は奨励会で鍛えた中盤力と鋭い終盤力がぶつかり合って、いつも大熱戦になるので、私も楽しみにしています。戦型は里見女流王座の居飛車に、西山女王・女流王将の角交換四間飛車と予想します」
山口仁女流2級。
「10月1日付けで女流2級になりました。生まれも育ちもこの岐阜です。タイトルが狙えるような強い棋士になれるように頑張ります。明日は勉強させていただきます」
なお、山口仁女流2級は十八楼で行われた昨年の五番勝負第1局の前夜祭で花束贈呈のプレゼンターを務めている。
https://kifulog.shogi.or.jp/joryu_ouza/2018/10/post-249a.html
【閉会の挨拶】
前夜祭(3)
【抽選会】
両者が持っているプレゼント品はリコー社のガーメント(衣類)プリンター「Ri100」で、当日撮影した写真をプリントしたもの。
【両対局者挨拶】
里見香奈女流王座。
「明日は自分の力を出し切れるように、一生懸命頑張りたいと思います」
西山朋佳女王・女流王将。
「鵜飼いで有名な長良川を見られることを楽しみにしてきました。雄大な長良川の流れや山々、落ち着いた町並みを直に目にすることができて、感激しております。明日の対局は、自分のスタイルを貫くことを心掛けて挑みます」
【花束贈呈】
(書き起こし=睡蓮)
前夜祭(2)
前夜祭(1)
古島正・株式会社リコー執行役員。
「女流棋界最高峰の戦いを見せていただけることを楽しみにしております」
【主催者挨拶】
清水市代・公益社団法人日本将棋連盟常務理事。
「昨年は対局者としてこちらにこさせていただきました。そのときの皆様の心遣いと優しさがどれほど励みになったか知れません。対局者にとって、皆様とのこのようなひと時は明日へのエール、エネルギーになります」
【開催地挨拶】
平木省・岐阜県副知事。
「この岐阜の地は、『美濃を制する者は天下を制す』と戦国の世からいい習わされております。例えば十八楼さんのすぐ近くには、織田信長公、斎藤道三公の居城でありました岐阜城がそびえたっています。今日のような満月の夜には、本当に絵のような情景です。岐阜の西部には、天下分け目の一戦の地である関ヶ原もございます。女流棋界の天下分け目の一戦である今回の女流王座戦を岐阜の地で開催していただくことを、非常にありがたく思っております」
【乾杯】