2024年10月23日 (水)
終局直後
福間女流王座が先勝
リコー杯第14期女流王座戦五番勝負第1局は、115手で福間女流王座が制しました。終局時刻は16時58分。消費時間は▲福間2時間24分、△西山2時間44分。第2局は、来年2月の下旬に大阪府高槻市「関西将棋会館」で行われる予定です。
先手が優位を拡大
両者、残り1時間を切る
午後のおやつ
先手ペース
第1図で▲5三歩が狙いのタタキ。歩を取り返すのは▲6五桂で両取りが掛かるので、実戦は△6二金左▲3五歩△6四歩(第2図)と進みました。西山女流三冠は攻撃的な棋風ですが、本局では受けに回らざるを得ない展開です。近藤正七段は先手ペースの見解を示しています。
ホテル椿山荘東京
対局場の「ホテル椿山荘東京」は、山縣有朋が「つばきやま」を購入して庭園、邸宅を作ったことに始まります。もともと椿が自生する名所で、山縣有朋は「つばきやま」を音読みして「椿山荘(ちんざんそう)」と命名しました。女流王座戦五番勝負が同地で行われるのは、今期で5期連続5回目です。
【ホテル椿山荘東京】
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/