戦型は先手の山根女流三段が飛車を振っての対抗形。先手は中飛車ではなくても5筋の位を取りにいき、後手の矢内女流五段も玉形整備を優先しました。
図は11時過ぎの局面。玉形整備が終わって、後手が5筋の位に反発していきました。(1)▲5四同歩△同銀ならこれからの将棋。怖いのは(2)▲4五銀で、3四歩を助けようとするとドツボにはまる恐れがあり、△5五歩か△5五角として、▲3四銀と出させる進行が予想されます。
(後手の矢内五段が動いた。5筋の位を奪還して収められば後手有望となりそう)
(先手の山根女流三段は10分弱の少考で▲4五銀といった)