(終局後は主催紙インタビューが行われた)
【勝った里見女流王座の談話】
――一局を振り返って
里見「序盤で調子よく攻める展開にできたかなと思います」
――途中で清麗戦第2局と同じ局面になりました
里見「難しいと思いますが、こちらの方針が分かりやすいという気がしていました」
【敗れた加藤女流三段の談話】
加藤「攻められる展開は覚悟していましたが、途中で見落としがありました。その前に修正するか、駒組みの段階で考えなければいけなかったかもしれません」
――見落としというのは、▲5三歩(55手目)のことでしょうか
加藤「そうですね。痛すぎました」