先手の位取り 11時9分の局面。戦型は後手四間飛車です。先手は6筋に位を張りました。東京の対局立会人である渡辺正和六段は、後手の3二金型に反応して位取りにしたのではないか、と話しています。後手陣の手薄な6~7筋方面を支配下に収め、この周辺から押しつぶす展開が先手の理想です。後手も耀龍四間飛車から△7三銀と自玉上部の戦いに備えています。 (相手の陣形を見ながら柔軟に作戦を選択した塚田女流初段) (渡辺女流初段は駒組みに気を使う展開かもしれない)