2022年8月26日 (金)
対局開始
本戦準決勝 上田初美女流四段-加藤桃子女流三段戦は8月26日対局
第12期リコー杯女流王座戦(主催:株式会社リコー、特別協力:日本経済新聞社)本戦準決勝の上田初美女流四段-加藤桃子女流三段戦は8月26日に東京・将棋会館「銀沙」で指されます。勝者が挑戦者決定戦に進出します。持ち時間は各3時間(チェスクロック形式)。
本局の中継は銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。
【第12期本戦トーナメント表】
https://www.shogi.or.jp/match/jo_ouza/12/honsen.html
2022年8月12日 (金)
感想戦
塚田女流初段が勝利
▲塚田-△渡辺戦は16時54分、123手で塚田女流初段が勝ちました。消費時間は、▲塚田3時間0分、△渡辺3時間0分(持ち時間は各3時間)。













1図から▲8六歩△9六銀▲同香△9五歩に▲7五歩が好手でした。先手は序盤の6筋位取りで築いた厚みを生かし、上から押しつぶす攻めが実現しそうです。
15時30分ごろ、2図まで進んでいます。△8六桂を恐れずに▲7五歩は強い攻めです。塚田女流初段は残り時間が少ないですが、ビシビシと攻める展開は得意とするところで、自信を持っていそうです。
先手猛攻をいったん跳ね返し、後手に攻めの手番が回ってきました。難しい勝負ですが、後手にもチャンスがきたのは間違いないでしょう。後手は時間の面でも1時間近いリードがあります。
▲4四桂△4二金を決めてから▲3五歩△同歩▲2四歩△同歩と突き捨てたのが図の局面。実戦はさらに▲3五銀△3六歩▲3四歩と進みました。先手はじわじわと指すのも有力そうだっただけに、△3六歩を打たせる選択は強気です。塚田女流初段らしい選択でした。







図の局面で塚田女流初段が16分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。消費時間は▲塚田1時間11分、△渡辺48分(持ち時間は各3時間)。塚田女流初段の出前注文は「豚の甘辛スタミナ焼き弁当」(鳩やぐら)。渡辺女流初段は食事席の確保だけ依頼しました。
