2022年8月26日 (金)

Dsc_6052 (9時50分前、先に入室したのは加藤女流三段)

Dsc_6059 (加藤桃女流三段の数分後に上田女流四段が上座に着く)

Dsc_6080001 (駒を並べる両対局者)

Dsc_6081 (記録係を務める大庭美樹女流初段が振り駒を行う。と金が3枚で加藤女流三段の先手に)

定刻10時に対局は始まりました。振り駒の結果はと金が3枚で、加藤桃子女流三段の先手に決まりました。

Dsc_6097 (定刻10時に対局が始まった。後ろは飛燕で指されている王将戦の本田奎五段-服部慎一郎四段戦)

Dsc_6099_2 (加藤桃子女流三段の初手は▲2六歩)

Dsc_6103_2 (上田初美女流四段の2手目は△3四歩)

Dsc_6123_2 (対局室の様子)

第12期リコー杯女流王座戦(主催:株式会社リコー、特別協力:日本経済新聞社)本戦準決勝の上田初美女流四段-加藤桃子女流三段戦は8月26日に東京・将棋会館「銀沙」で指されます。勝者が挑戦者決定戦に進出します。持ち時間は各3時間(チェスクロック形式)。
本局の中継は銀杏が担当します。よろしくお願いいたします。

【第12期本戦トーナメント表】
https://www.shogi.or.jp/match/jo_ouza/12/honsen.html

2022年8月12日 (金)

Joryu_ouza202208120101761図から▲8六歩△9六銀▲同香△9五歩に▲7五歩が好手でした。先手は序盤の6筋位取りで築いた厚みを生かし、上から押しつぶす攻めが実現しそうです。

Joryu_ouza2022081201019115時30分ごろ、2図まで進んでいます。△8六桂を恐れずに▲7五歩は強い攻めです。塚田女流初段は残り時間が少ないですが、ビシビシと攻める展開は得意とするところで、自信を持っていそうです。

Dsc_6797

Joryu_ouza20220812010172先手猛攻をいったん跳ね返し、後手に攻めの手番が回ってきました。難しい勝負ですが、後手にもチャンスがきたのは間違いないでしょう。後手は時間の面でも1時間近いリードがあります。

Dsc_6789(10連勝中の渡辺女流初段。このチャンスを生かせるか)

Joryu_ouza20220812010156▲4四桂△4二金を決めてから▲3五歩△同歩▲2四歩△同歩と突き捨てたのが図の局面。実戦はさらに▲3五銀△3六歩▲3四歩と進みました。先手はじわじわと指すのも有力そうだっただけに、△3六歩を打たせる選択は強気です。塚田女流初段らしい選択でした。

Dsc_6884(休憩明け直前の塚田女流初段)

Dsc_6887(同じく渡辺女流初段)

Joryu_ouza20220812010144図の局面で塚田女流初段が16分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時から40分間。消費時間は▲塚田1時間11分、△渡辺48分(持ち時間は各3時間)。塚田女流初段の出前注文は「豚の甘辛スタミナ焼き弁当」(鳩やぐら)。渡辺女流初段は食事席の確保だけ依頼しました。

Dsc_6835(休憩中の対局室=歩月の間)

Dsc_6839(竹風作の水無瀬書。本格的な開戦間近という状況で休憩に入った)