▲貞升-△山根 後手雁木の将棋に ▲貞升-△山根戦は相居飛車の将棋になりました。貞升女流二段は手早く囲いを済ませて仕掛けを狙っています。山根女流二段は雁木模様の駒組みで迎え撃ちました。 上図から16分ほどの考慮で▲1六歩と手を渡しました。水面下では▲4五歩からの激しい変化もあったと思われます。いま動くのは得策ではないと見たのでしょう。嵐の前の静けさといった印象です。 (先手番らしく、攻めの姿勢を見せている貞升女流二段) (山根女流二段は受けに回ることになりそうだ)