終局直後に西山と里見にインタビューが行われた。
――シリーズ全体を通して
西山 里見さんと対局を重ねる中で自分の弱点が見えてきて、そういところを重点的に意識して努力しながら指した将棋だったかなと思います。
――初の女流王座、女流三冠について
西山 そうですね、それはうれしく思います。まだまだ足りない部分が多いので、今後も補っていければと思います。
里見 予定変更があって、難しいと思ったんですけど、崩れてしまいましたね。
――女流王座失冠となったが
里見 自分の指しなれた形以外の将棋で試してみたいことがあったので、そこで未知の局面になったときに実力がついていないと実感しました。そのあたりを今後修正して努力を重ねていけたらと思います。