2019年8月17日 (土)

おはようございます。第9期リコー杯女流王座戦(主催:株式会社リコー、特別協力:日本経済新聞社)の本戦2回戦より、渡部愛女流三段-伊藤沙恵女流三段の一戦をお送りします。対局は東京・将棋会館「高雄」で行われ、8月17日(土)10時開始。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒未満の着手となります。先後は振り駒で決定します。

【株式会社リコー】
https://www.ricoh.co.jp/
【日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/ 
【リコー杯女流王座戦中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

本局の中継は康太が担当します。よろしくお願いします。

2019年8月 5日 (月)

Photo_35(岩根女流三段は攻めきって準決勝に進出)

Photo_36(山口女流二段は中盤は模様よしと見られていたが、最後は攻めきられてしまった)Photo_37(感想戦は中盤を20分ほど)

Photo_38(17時40分に終了した)

以上で本局の中継は終了となります。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。

次回の中継は8月17日(土)の渡部愛女流三段-伊藤沙恵女流三段戦です。勝者が岩根女流三段の準決勝の対戦相手となります。お楽しみに。

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図は16時30分頃の局面。直前の△6四歩に対し、山口女流二段が▲7四歩と突いたところです。岩根女流三段は9二角を中心に攻めを組み立てており、先手は必死の防戦となっています。勝負の行方は依然として見えてきませんが、局面としては後手がよくなっているようです。

Photo_34(現局面は岩根女流三段が有利だ)

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苦しくなったと見られていた岩根女流三段ですが、図の△6四銀打から再度攻めていきます。以下▲6六角△6五銀▲同角△6四銀▲2九角△5五銀▲8四銀と進行しました。

20190805i角を逃げずに竜の利きを止め、▲8三角成を狙っていますが、相手玉を直接攻めるにはどちらも戦力が不足気味でしょうか。まだまだ長い戦いが予想されます。

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図の局面では代えて△3五歩が有力と見られましたが、岩根女流三段は△7三歩と打って銀を追い払います。そして▲6五銀に△8七角と打ち込み、▲同銀△同飛成と竜を作りました(下図)。

20190805fしかし後手は角銀交換の駒損に加えて歩切れなのが苦しいところ。中継室の先崎九段は▲7七角や▲7八金と受ける手を指摘し、先手ががよくなったのではと見解を示しています。

Photo_33 (先攻されて苦しく思えた山口女流二段だが、盛り返してきた)

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岩根女流三段が動きました。この△8四飛に対し、▲6五銀ならば△8七歩~△8八角と打ち込んで後手が優勢です。そこで山口女流二段は▲7五歩と打って踏ん張ります(下図)。これならいざというときに▲8五歩と打って押さえる手があるかもしれません。

20190805e今度は岩根女流三段がどうするか。歩損なので、厳しく攻め続けたいところです。

Photo_32(岩根女流三段は後手が攻める展開に持ち込んだ)

20190805c13時30分頃、先崎学九段が中継室に来訪しました。図の局面を見ると、「7七角が消えたのは(先手にとって)痛そうだね」とコメント。先手は角との協力で▲4五歩と突いて攻めるための駒組みでしたが、それがなくなったのは大きな損とのことです。若干ですが、岩根女流三段がリードしたと見られています。

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Photo_31(しばしの談笑後、本日行われている対局に目を通し、歯切れよく解説を加えていく)

12時40分になり、対局が再開されました。

Photo_13(両者とも12時35分には戻っていた)

Photo_18 (手番の山口女流二段。再開後、さらに5分経過してからの着手だった)

Photo_16(岩根女流三段)

Photo_17(午後の戦いが始まった)